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【ダンベルの廃棄方法】ダンベルの廃棄を検討するときに押さえておきたいこと!

ダンベルの廃棄を検討するときに押さえておきたいこと

買い替えや引っ越しなどで、不要になったダンベルの廃棄を検討中ですか?
ダンベルは重量物であるため粗大ごみとして取り扱われることが多く、行政への連絡、場合によっては処理場所へ持ち込む必要があるなど、廃棄にあたって押さえておくポイントがあります。
 本記事では、ダンベル廃棄で手間取ることがないように、これらのポイントについて紹介していきます。

【ダンベルの廃棄方法】ダンベルは基本的に粗大ごみとして取り扱われる

ダンベルは基本的に粗大ごみとして取り扱われる

 先ほどご紹介したとおり、ダンベルは粗大ごみとして取り扱われるのが基本になります。一般的には、ゴミ袋に入りきらないサイズのものを粗大ごみとして取り扱います。しかし、ダンベルはゴミ袋に入るものであっても粗大ごみとして取り扱います。なぜでしょうか?

 粗大ごみ=サイズが大きい=重い、という考え方が基本にあって、小さくても重くて運搬に手間がかかるゴミは粗大ごみとして取り扱う、という考え方が一般的になっているようです。

 そのため、燃えないゴミと考えて回収場所に出しておいても、粗大ごみとして扱われて回収されない場合がほとんどです。廃棄の際は、お住いの地域でダンベルが何ゴミに該当するのかを事前に調べつつ、廃棄の準備をするのがよいでしょう。

【ダンベルの廃棄方法】行政の廃棄サービスを利用する場合、ダンベルの回収方法は各市町村によって異なる

行政の廃棄サービスを利用する場合、ダンベルの回収方法は各市町村によって異なる

 ダンベルが粗大ごみとして取り扱われることが多いことをご紹介しました。次は、廃棄するときどこに置いておけばいいのか、ということについて考えてみましょう。

 ダンベルの素材が鉄アレイなど焼却処分できないものだと、市町村によっては回収を断られる場合があります。焼却処分できないものは、一般的に埋め立てて処分されます。そこで問題になるのが「処分費」です。

埋め立て処理は焼却処分に比べて処分費が高額になるため、自治体としても埋め立て処分費はなるべく負担したくないと考えます。特に理由を説明せず、「鉄アレイは回収不可」としている自治体がありますが、その理由の一つがこの高額な処分費です。

自治体がダンベルの回収を行っている場合、最終的な埋め立て処分費用は各市町村の自治体が負担することになります。そのため、なるべくダンベルの回収は実施しないという考えになるのですね。

 行政サービスを利用したダンベル廃棄の際は、お住まいの自治体でダンベルの回収を実施しているか、確認することをおススメ致します。

【ダンベルの廃棄方法】ダンベルは中古品として価値がある

ダンベルは中古品として価値がある

 もし、お住まいの地域でダンベルの回収が行われていない場合でも、廃棄する方法がなくなった訳ではありませんのでご安心を。

 ダンベルは運動器具として人気があり、中古品でも価値が付きやすい商品です。したがってリサイクルショップなどで買い取ってもらいやすく、場合によっては自治体に回収してもらうよりも処分しやすいかもしれません。しかも、ゴミとして廃棄してしまう場合と違って、買取料金で臨時収入が得られたりもします。

 それから、せっかく買い取ってもらえるのであれば、高く買い取ってもらえると嬉しいですよね?少し手間はかかりますが、処分したいダンベルをキレイにしておけば、汚れている場合より少し高く買い取ってもらえたりします。
ダンベルは運動でかいた汗がつきやすいですから、さびや手あかなどの汚れがつきやすいです。このような汚れを落としておけば、買い取る側もキレイに掃除する手間が省けます。キレイにしておけば、その手間の分、少し高く買い取ってくれるというわけです。

 中古品としてダンベルを買取依頼するときは、キレイにするひと手間をかけてみてはいかがでしょう?

【ダンベルの廃棄方法】鉄アレイ製のダンベルは鉄くずとして価値がある

鉄アレイ製のダンベルは鉄くずとして価値がある

 万が一、リサイクルショップなどでも買取りを断られてしまった場合はどうしたら良いでしょうか?

廃棄を検討しているダンベルが鉄アレイでできていれば、ダンベルとして価値がつかなったとしても鉄くずとして買い取ってもらえる可能性があります。
不要になった鉄アレイ製のダンベルは、ゴミとなってしまっても鉄製なので、リサイクルすることができます。廃棄したいダンベルでも、鉄くず屋さんから見るとまだまだ資源として価値があります。

インターネット検索を利用して、「鉄くず 買取 近所」などで検索すると、あなたが住んでいる地域で金属のリサイクルを行っている廃棄物処理事業者が見つかるはずです。
買取単価は地域やそのときどきで変わりますが、中古品として買い取ってもらうのと同様、ちょっとした臨時収入が得られるかもしれません。

【ダンベルの廃棄方法】廃品回収業者を利用するのは最終手段として考える

廃品回収業者を利用するのは最終手段として考える

 ダンベルを廃棄する際、行政サービスを利用する、リサイクルショップに買い取ってもらう、鉄くず屋さんに買い取ってもらう、いずれの方法でも引き取ってもらえなかった場合は、最後の手段、廃品回収業者へ依頼しましょう。
 ここでは、廃品回収サービスを利用する際に、押さえておきたいポイントを2点、ご紹介したいと思います。

・廃品回収代金は各事業者が独自に設定

 廃品回収業者は民間事業者であるため、廃品回収は「サービス」の1つとして考えます。そのため、そのサービス料は事業者が独自に設定されます。
場合によっては、相場よりも高額な料金を請求されることも考えられるため、「廃品回収サービス 料金相場」などでお住まいの地域の相場感をつかんでおくことをおススメします。

・廃品回収の料金については、改修前に確認しておく

 廃品回収業者の中には、少なからず悪徳事業者が存在します。このような事業者は、廃品を回収したあとで高額な代金を請求してくる場合があります。このようなトラブルを避けるために、廃品を実際に回収してもらう前に、料金の確認をしておくことをおススメします。可能であれば、前払いで対応してもらうようにしましょう。

 廃品回収業者との料金をめぐるトラブルに巻き込まれないように、事前に料金相場を調べておき、料金を事前に確認してダンベルを回収してもらうようにしましょう。

ダンベルの廃棄方法を理解しよう!

 ダンベルを廃棄する際にぜひ知っておいて欲しいポイントについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
 また今回詳しくご紹介できませんでしたが、新しいダンベルを買い換えるタイミングで廃棄をご検討する場合は、新品を購入した店舗で古いダンベルを引き取ってもらえることもあるので確認してみて下さい。
 
あなたが使い古して不要になったダンベルでも、どこかで必要としている人が見つかるかもしれません。リサイクルショップや鉄くず屋さんは、そんな人たちとあなたの良い仲介役になってくれるかもしれません。ダンベル廃棄を検討の際は、ぜひ、本記事を思い出していただければと思います。

今回ご紹介した方法を参考にしていただき、あなたにあったダンベルの廃棄方法を検討していただければ幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

株式会社スリーエスでは、廃棄物収集運搬業を主体にビルメンテナンス、産業廃棄物中間処理、リサイクルなど「環境」をキーワードに事業展開し、地域環境と地域福祉に配慮し快適な空間作りや地域社会への貢献を目指しております。
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記事の監修: 産廃のはてな編集部
「産業廃棄物に関する知識をもっと身近に!」をモットーに、産廃関連の疑問点や不明点を解決する情報メディア「産廃のはてな」でライターとして活動。3年以上におよぶブログ運営の情報を発信しています。