産廃・不用品の処分についての疑問にお答えします!

【電球の廃棄方法】不要になった電球の廃棄方法と気になる費用を解説

【電球の廃棄方法】不要になった電球の廃棄方法と気になる費用を解説

電球が切れて交換…日常生活によくあるシーンですが、古くなった電球はどうしたらいいの?と悩むことはありませんか?

自治体のごみで廃棄できるのか、費用はどれくらいかかるのか分からないことがたくさん。

電球の廃棄方法は自治体のルールで定められた方法のほか、役所・家電量販店・スーパーなどに設置されている電球の回収ボックスで廃棄できますが、正しく廃棄しないと環境汚染や健康被害などを及ぼすため、ルールを守って適切に廃棄しなければいけません。

今回は、電球の廃棄方法や、廃棄費用についてご紹介します。

【電球の廃棄】電球を廃棄する前に種類を確認しよう!

【電球の廃棄】電球を廃棄する前に種類を確認しよう!

電球といってもどれも同じではありません。

電球は3種類あり、それぞれ特徴や電球の種類によって廃棄方法が異なりますので、まず廃棄する電球がどのタイプなのか確認してみましょう。

【電球の廃棄】白熱電球

最もポピュラーな電球で、暖色の明かりが特徴です。

40Wで100~200円程度とリーズナブルです。

投光照明、スポット、ランプシェードなど様々な用途があります。

【電球の廃棄】LED電球

昼光色・電球色に分かれ熱くならないことが特徴です。

電気代は白熱球の約1/8、電球の寿命は白熱球の20倍以上と経済的で温室効果ガス排出削減に効果があるのがメリットです。

スイッチを入れてすぐに点灯するのでトイレにぴったりです。

【電球の廃棄】蛍光球

昼光色・白昼色・電球色に分かれています。白熱球に比べ電気代が約1/4寿命が約6倍と省エネです。

リビングなどの点灯時間の長い場所に適しています。

殺菌や色評価として用いられる特殊なものもあります。

【電球の廃棄】電球の種類にあった廃棄方法

【電球の廃棄】電球の種類にあった廃棄方法
では、電球の種類に合った廃棄方法をみていきましょう。

【電球の廃棄】白熱電球・LED電球

白熱電球とLED電球は一般的に不燃ごみの対象となるケースが多いですが、廃棄方法は自治体によって様々です。

一般ごみ、陶磁器・ガラスごみ・資源ごみの対象となる自治体もあり、廃棄する場合は、電球が入っていたケース(箱・袋)に入れたり、新聞紙などで包んで出したり事前にお住いの地域の廃棄ルールを確認しましょう。

【電球の廃棄】蛍光球

気を付けなければいけないのは蛍光球の廃棄です。

不燃ごみとして捨てる自治体もありますが、水銀を含むため有害ごみの対象となる地域もあります。

有害ごみの場合は、自治体で指定された袋を使用し「キケン」と記載するなど自治体で決められたルールを守らなければいけません。

蛍光球の不適切な廃棄は、環境汚染や健康被害のリスクがあるということを覚えておきましょう。

【電球の廃棄】電球の廃棄にかかる費用

【電球の廃棄】電球の廃棄にかかる費用

自治体の家庭ごみとして不燃ごみ、有害ごみで処分する場合は無料としている自治体が多いですが、中には費用がかかる地域もあるため確認しましょう。

無料で処分したい場合は、市役所や大手量販店、スーパーマーケット、家電量販店、ホームセンターに設置されている回収ボックスで無料廃棄できます。

【電球の廃棄】電球を廃棄できる場所

【電球の廃棄】電球を廃棄できる場所

自治体のごみとして回収してもらえるほか、市役所や大手量販店、スーパーマーケット、家電量販店、ホームセンターに設置されている回収ボックスで廃棄できます。

筆者が住む地域の電球の廃棄ルールをご紹介します。

【電球の廃棄】家庭の電球を廃棄する場合

【大阪府堺市の場合】
LEDや白熱電球は不燃小物類として回収されますが、蛍光球は拠点回収となり、ホームページには「市民の健康の保護及び生活環境の確保のため、水銀が環境中に飛散しないよう、家庭から排出される水銀使用廃製品の分別回収をしています」と記載されています。
【大阪府堺市】
市の公共施設や市内協力スーパーに設置する回収ボックス、市内電気店、ホームセンターなどの回収協力店の店頭で買替え時に限らず回収、廃棄してもらえます。

そのため、電球を廃棄する場合は指定された近隣の電気店に持参し回収してもらっています。

処分したい電球が多い場合や大きいサイズの場合は、不用品回収業者がおすすめです。

不要な電球を処分してくれるだけでなく、その他不用品をまとめて回収してもらえるので廃棄の手間がかかりません。

【電球の廃棄】工場や会社で電球を廃棄する場合

産業廃棄物として処分することが義務付けられているため、不燃ごみとして処分できません。産廃業者に依頼する必要があります。

【電球の廃棄】電球を廃棄する時の注意点

【電球の廃棄】電球を廃棄する時の注意点

電球を廃棄する時には、注意しなければいけないのが破損です。

  • 破損しないように電球が入っていたケースや袋、箱などに入れる
  • 新聞紙や厚紙などで包み袋に入れ「電球・キケン」と表記する
  • 「ガラス」「割れ物」と表記する

電球は割れやすいため、収集する人が怪我をしないように危険のない配慮が必要です。

特に蛍光球は有害物質である水銀が含まれるため、環境汚染や健康被害のリスクが高いです。

自治体で決められたルールに従い、「有害ごみ」「キケンごみ」として適切に廃棄しなければいけません。

電球はルールを守って安全に廃棄しよう!

今回は、電球の廃棄方法や、廃棄費用についてご紹介します。

電球といっても種類によって廃棄方法が異なるため、それぞれ自治体のルールを事前に確認する必要があります。

廃棄のコストをおさえたい場合や、資源を有効活用したい場合は、回収ボックスを利用するのもいいですが、回収ボックスまで行く時間がないという方も少なくありません。

そんなときは、不用品回収業者に依頼するのもいいでしょう。

会社や法人などで不要になった電球はもちろん、廃棄する電球の量が多い場合や捨て方が分からない場合は、不用品回収業者に依頼すれば適切に廃棄してくれますよ。

「株式会社スリーエス」では、空き家整理や産業廃棄物処理・リサイクル・ハウス、オフィスクリーニング・シロアリ駆除・不用品回収に対応し、生活環境や職場環境の快適空間作りのサポート致します。

電球の廃棄方法についてお困りのことがあれば、ぜひ株式会社スリーエスへお気軽にお問い合わせください。

※この記事に含まれる情報は公的機関の掲出物ではありません。お客様の責任でご利用ください。

記事の監修: 産廃のはてな編集部
「産業廃棄物に関する知識をもっと身近に!」をモットーに、産廃関連の疑問点や不明点を解決する情報メディア「産廃のはてな」でライターとして活動。3年以上におよぶブログ運営の情報を発信しています。