産廃・不用品の処分についての疑問にお答えします!

【古本の処分方法】古本を処分したい!〜具体的な処理方法と注意点〜

古本を処分したい!〜具体的な処分方法と注意点〜

引越しの際など、部屋を整理すると出てくる不要な本。処分にお困りではありませんか?
本の処分は、いくつかの細かい条件がありますが、売る、譲る、ゴミとして捨てる、などの方法があります。本の状態やあなたの状況に合わせて、具体的な処分方法を検討してみてはいかがでしょうか。
それでは早速、それぞれの処分方法について見ていきましょう。

【古本の処分方法】処分したい本は古本屋さんに販売可能?ISBNコードと本のジャンルを確認してみましょう

処分したい本は古本屋さんに販売可能?ISBNコードと本のジャンルを確認してみましょう

まず、古本を売って処分する方法について見てみましょう。

BOOKOFFなどの大手古本チェーンでは、本を買い取るときに「ISBNコード」という数字を確認します。このコードから、本が製造された国、ジャンルなどの情報を知ることができます。そのため、ISBNコードは「本の身分証コード」などと言われたりもします。
ISBNコードは、本の表紙裏面に「ISBN978-9-9999-9999-9」のような形で記載されています。
古本チェーン店などでは、このISBNコードを使って商品管理が行われることが多く、ISBNコードがわからない本は買取を拒否されてしまう場合があります。逆にISBNコードがわかっていれば、よほど本の状態が悪くない限り大手古本チェーンで買い取ってもらえる可能性は高くなります。

また、買取価格を高くしたい!というときにオススメしたいのが、「ジャンル分け」です。本のジャンル分けをしておけば、フリマアプリやオークションサイトなどを活用して、本の買取価格を上げやすくなります。
一番にオススメしたいジャンルは、大学の講義などで教科書として使われるような「専門書」です。これらの本は、元々の価格が高く、中古でも価格が下がりにくい傾向があります。
本の処分を検討する際、売りたい本がどのくらいで取引可能かを実際にフリマアプリやオークションサイトでチェックして、ジャンル分けをしてみてはいかがでしょうか。
専門書などのように価値が変わりにくいものは例外として、中古本がどれくらいの価格で取引されているかは、その時々によって違ってきます。とはいえ、発刊から間もない本の方が、中古買取価格が高い傾向はあります。中古本は発売から3〜6ヶ月経つと、大きく買取価格が落ちることが多いので、不要になった本は、なるべく早めに処分してしまうのがお勧めです。

【古本の処分方法】古本チェーンで買取を断られてしまったら?〜フリマアプリの活用〜

古本チェーンで買取を断られてしまったら?〜フリマアプリの活用〜

ISBNコードがわからない!などの理由で、古本チェーンに買取を断られてしまった!そんなときは、先ほども紹介しましたフリマアプリやオークションサイトを活用してみてはいかがでしょうか?
実は、フリマアプリやオークションサイトを利用した方が、高い価格で買い取ってもらいやすいことがあります。
古本チェーンに買取依頼する場合、個人が会社に商品を買い取ってもらう形になります。そのため、オークションサイトなどよりも安い買取価格を提示されることが多いです。一方、フリマアプリなどを利用する場合は、基本的に値段交渉は個人と個人のやりとりになるので、相手が納得してくれる価格であれば買い取ってもらうことが可能です。
ただ処分したい古本が多い場合は、その分たくさんの買取相手と交渉をする必要があり、手間がかかる方法です。多少の手間がかかっても、買取価格を高く設定したい場合などに検討してみてはいかがでしょうか。

【古本の処分方法】図書館や児童館への寄贈

図書館や児童館への寄贈

もし買取価格がつかない、交渉がうまく進まないなどで困った場合、「寄贈」する方法もあります。
寄贈先としては、全国各地の図書館、児童館、学童や学校図書館などが挙げられるかと思います。本の寄贈は、あなたが得た知識や情報を、本を通して共有する素晴らしい行動と考えることができます。是非、一度ご検討いただきたい処分方法です。
一方で、本を寄贈する際は以下のような注意点があります。
ひとつは、先ほど挙げた寄贈先がいつでも寄贈を受け付けているとは限らない点です。そのため、寄贈先を検討する際は、まず寄贈を受け付けているか確認する必要があります。
もうひとつは、寄贈する本のジャンルが適切かどうかです。具体例を挙げると、児童館向けに風俗紙などの提供は避けるべきでしょう。寄贈先に適した本のジャンルであるか、一度検討してみるのをお勧め致します。
処分方法としては手間がかかり、販売代金など臨時収入にもつながらない「寄贈」ですが、本を通して小さな社会貢献ができる素晴らしい処分方法です。一度検討なさってみてはいかがでしょうか。

【古本の処分方法】ゴミとして処分する

ゴミとして処分する

本の汚れや痛みが激しい場合、やむなくゴミとして捨てる選択もあるかもしれません。
そんなときは、古紙回収に出すのがお勧めです。古紙の買取価格は決して高いものではなく、原則持込みの場合が多いですが、古紙回収に出すことで古本がリサイクル品として活用されます。処分を急いでいる場合は、無人の古紙回収ステーションが全国各地に点在しますので、この機会にお近くのステーションを調べてみるのをお勧めします。

古本の処分のしかたを理解しよう!

いかがでしたでしょうか。
古本の処分を通して臨時収入を生んだり、社会貢献ができる方法があることをいくつかご紹介致しました。
ある人にとっては娯楽品だったり、情報収集の道具だったりと、本の価値は持つ人によって様々です。あなたが読み終えて処分しようとしている本は、他の誰かに必要とされている本かもしれません。そして、本が必要な人に古本を届ける方法はたくさんあります。
あなたの古本処分が、あなたや他の誰かにとって有益になりますように、今回ご紹介した処分方法の活用を検討していただけると幸いです。

株式会社スリーエスでは、廃棄物収集運搬業を主体にビルメンテナンス、産業廃棄物中間処理、リサイクルなど「環境」をキーワードに事業展開し、地域環境と地域福祉に配慮し快適な空間作りや地域社会への貢献を目指しております。
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記事の監修: 産廃のはてな編集部
「産業廃棄物に関する知識をもっと身近に!」をモットーに、産廃関連の疑問点や不明点を解決する情報メディア「産廃のはてな」でライターとして活動。3年以上におよぶブログ運営の情報を発信しています。