トイレをリフォームしたいけど、何から調べたらいいかわからない、費用や工期はどれくらいかかるのかわからない、といった疑問はないですか?トイレリフォームを成功させるためには、基本の4つのパターンを知り、費用と工期の特徴を理解することが大切です。
「トイレリフォームのイメージがわかない」という人は多いでしょう。この記事で紹介する4つのパターンを知り、リフォーム成功にお役立てください。
はじめに、トイレリフォームの基本4タイプを紹介します。基本的なリフォーム案を知ると、あなたがどのようなリフォームを、どの程度の金額で行いたいか、イメージをつかめるようになります。以下の4つのタイプから、あなたのリフォーム構想に地階ものを見つけてみましょう。
既存のトイレにウォシュレットを取り付けるのみのリフォーム。トイレの広さや掃除のしやすさなどには問題がなく、用を足した後の快適さを向上させたい場合に行う。
便器本体を交換するリフォーム。便器に汚れがつきやすくなった、便器から出るニオイが気になる、といった場合に行う。
壁や床を新品に取り替えるリフォーム。壁や床にカビなどの汚れが目立つようになってきた、古いトイレデザインを新しくしたい、といった場合に行う。
手すりや収納などの新しい設備を取り付けるリフォーム。バリアフリー化したい、手洗い場を設置したい、などの場合に行う。
トイレリフォームは、以上の4つのタイプの中から一つだけ、またはいくつかを組み合わせて、という形で行われます。あなたのリフォームプランはどのようなものでしょう?上記のタイプを参考に考えてみてはいかがでしょうか。
トイレリフォームの基本パターンを把握したら、トイレの広さを測ってみましょう。
トイレリフォームでは、便座や手洗い場、手すりなどの各設備を設置するために正確な寸法を把握する必要があります。トイレはもともと狭いスペースであることが多く、無理な設備配置をすると窮屈になり、快適さが失われます。「リフォーム前の方が快適だった」とならないためにも、トイレの広さにあわせた設備配置をしましょう。
トイレの広さを把握するために、ぜひ測ってもらいたい寸法は以下の4つです。
※イメージ図(TOTOホームページ:https://jp.toto.com/reform/library/start/space_info/toilet/point/measure.htm)
①トイレの幅は、便器を配置した後で左右にどの程度の余裕が残るかを把握するために測ります。便器の左右に十分な空間がないと、掃除がしづらく、居心地も悪くなります。また、手洗い場や手すりの設置を検討する際にも重要な寸法です。
②トイレの奥行と③便器の縦寸法は、便器選びの基準になります。トイレの奥行から便器の縦寸法を差し引いた寸法が④便器から入り口までの距離になりますが、この距離が小さいと身づくろいがしにくく、窮屈なトイレ空間になってしまいます。
上記の4つの寸法を把握すると、現状よりも広く快適な空間を確保したいのか、多少狭くなっても新しい設備をいれたいのか、検討することができます。ぜひ、現状のトイレ寸法を測ってみてください。
次に、トイレリフォームにかかる費用の概算を考えます。
まず、リフォームの4つのパターン、トイレの寸法をもとにリフォームプランを具体化してみましょう。現状のトイレで不満な点、改善したい点をあげると、あなたがどんなリフォームを望んでいるのかがわかります。あなたのリフォーム案を、以下のリフォーム費用参考と照らし合わせてみてください。なお、リフォーム費用は①トイレ本体、②工事費、③資材費(壁材や床材)などがかかります。
ウォシュレット本体の購入および設置費用で、5〜10万円程度かかる。費用は、ウォシュレットの購入価格によって変わる。
便器の本体価格とは別に、設置工事費として3〜5万円程度かかる。費用は、便器の本体価格により大きく変わる。
使用する資材によりますが、壁紙の張り替えで2〜5万円、床材の張り替えで1〜10万円程度の費用がかかります。床材の張り替えでは、一度便器を取り外さなければならない場合があり、その際は別途工事費用が発生します。
手すりなど簡単な設備は1万円程で設置可能です。一方で、収納や水回り設備の設置は、配管工事や壁材の張り替えが必要になる場合があり、10万円以上の高額になる場合があります。
上記①〜④のリフォームを全て行う場合、おおよそ100万円以上の費用が必要です。一方、どれかひとつだけのリフォームであれば、高くても10〜20万円程の費用で済みます。当然のことですが、リフォーム箇所が多ければ、より多くの費用がかかることは考慮してリフォーム計画を立てましょう。
続いて、トイレリフォームの工期について紹介します。以下の4つは参考例ですが、費用が高額になる程、工期も長期化する傾向があります。事前にどの程度の工期が必要なのか考慮しておきましょう。
なぜ工期を考慮してリフォーム計画を立てる必要があるのでしょうか。理由は、トイレが使用不能になる恐れがあるためです。ウォシュレット交換など、数時間で完了するものであれば問題はありません。しかし、内装リフォームなど工期が数日におよぶもので、その期間トイレが使えないとかなり不便です。工事中もトイレが使用可能かどうか確認し、場合によっては仮設トイレの利用も検討しましょう。
最後に、トイレリフォームの際に活用できる補助金や減税制度について紹介します。
補助金を活用できるトイレリフォームの目的として、以下の3つがあげられます。
介護目的のリフォームでは、費用の支払いに介護保険の適用が可能です。用を足すのに必要な手すりの設置やバリアフリー化が含まれます。
バリアフリー化と省エネ目的のリフォームでは、リフォーム補助金や減税制度を活用できる場合があります。
いずれの場合も、工事業者が詳しく教えてくれるので、リフォーム目的が上記のいずれかに該当する際は、必ず問い合わせるようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。トイレリフォームは、紹介した4つのパターンいずれかに必ずあてはまります。4つのパターンの組み合わせで、どのようなリフォームになるかが決まるので、リフォーム計画を立てる際はぜひ参考にしてみてください。
また、トイレリフォームでは、トイレの寸法、工期がリフォーム計画に大きく影響します。本記事の情報を参考にしていただき、ぜひ、リフォームの成功にお役立てください。
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