パソコンの「ハードディスク(HDD)が壊れた…」「ハードディスク(HDD)が使えなくなった…」という時は、どうやって廃棄すればいいか知っていますか?
個人情報がたくさん入ったハードディスク(HDD)を、そのまま廃棄するのはやめましょう。
一応データは消去したつもりだけど「本当に大丈夫か心配…」という人も多いでしょう。
ハードディスク(HDD)は自治体の不燃ごみや粗大ごみ、役所や家電量販店の回収ボックス、買取業者、リサイクル業者などで廃棄できますが安全に廃棄する方法はいったいどれなのか気になりますよね?
HDDはプライバシーのつまったデータなので、安易な廃棄は悪用の危険性が高く気を付けなければいけません。
そこで今回は、ハードディスク(HDD)を安全に廃棄する方法についてご紹介します。
ハードディスク(HDD)を廃棄するには、2つの方法があります。
パソコンは資源有効利用促進法に基づくリサイクルが義務づけられています。
パソコンのまま自治体ごみの不燃ごみとして廃棄できないので、メーカーの無償引き取りや不用品回収業者に依頼します。
パソコンを分解すれば「資源の有効な利用の促進に関する法律」の対象外になりますので、パソコンと部品ごとに廃棄できます。
外付けHDDやSSDなどは自治体の不燃ごみや役所、家電量販店などの小型家電回収を利用しましょう。
まずどちらの方法で廃棄するか決めましょう。
HDDを廃棄する場所は以下の6つです。
不燃ごみや資源ごみとして廃棄したり、役所や指定場所に設置されている「使用済小型家電回収ボックス」で回収してもらえます。
「使用済小型家電回収ボックス」で回収してもらえます。
状態がよく、まだ使える状態であれば買い取ってもらえる可能性もあり、ショップによってデータ消去してもらえるところもあります。
メーカーによっては古いパソコンを回収してもらえますので、パソコンごと廃棄した場合は一度ホームページを確認してみましょう。
リサイクルマークがついているパソコンは回収してもらえますが、リサイクル対象外となっている古いものは回収してもらえないケースもあります。
パソコンを専門に扱うリサイクル業者へ依頼するのもひとつの方法です。
指定場所へ送れば廃棄してもらえる業者もあるので手間もかかりません。
ハードディスク(HDD)だけでなくパソコン、周辺機器もまとめて廃棄したい場合にもおすすめ。
急いでいる場合やまとめて不要品を廃棄したい場合は不用品回収業者で回収を依頼できます。
会社や法人で使用していたビジネスパソコンは、家庭用と異なり自治体ごみとして廃棄できません。
事業ごみとの対象となり、廃棄物処理業者に依頼するかパソコンがリースの場合はリース会社へ連絡しなければいけません。
HDDの廃棄場所についてご紹介しましたが、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
自治体の不燃ごみとして廃棄すれば無料になりますので廃棄できるのは魅力的です。
また、役所に設置されている回収ボックスを利用しても無料で回収してくれるのでコストはかかりませんが忙しい人や、平日時間がとれない方にとっては利用しにくく、データ消去が不十分な場合は個人情報漏洩の不安が残ります。
また、回収ボックスは30cm以下とサイズ制限があり、サイズオーバーした場合は粗大ごみの対象となり有料になりますので注意しましょう。
店舗が全国どこにでもあるので利用しやすく「使用済小型家電回収ボックス」に入れるだけなので手間がありません。
デメリットとしてはデータ消去の保障がないこと。回収ボックスに入れたHDDが盗難されたり、個人情報が漏洩するリスクもあるため注意しなければいけません。
しかし、家電量販店によってはリーズナブルな値段でデータ消去に対応していますので、心配な方や自分でデータ消去できない方は活用しましょう。
あくまでも買取業者の買取対象となるHDDは使用できるものです。
壊れているものや状態が悪いもの、種類、使用年数によってほとんど買取価格がつかないケースが多いです。
パソコンメーカーの廃棄はデータ消去もしてもらえるので安心感は抜群です。
新しいパソコンを購入した場合、それまで使用していたパソコンを交換回収するスタイルが多いので個別での廃棄は難しいケースがほとんどです。
パソコンを専門に扱う業者なので、データ消去はもちろんしてくれ個人情報漏洩の心配が少ないことがメリットです。
物理的な破壊、磁気によるデータ消去に対応していますので、自分でデータ消去できない方にはおすすめです。
業者によってパソコンのみ、周辺機器も含めて回収廃棄してくれるところと様々なので事前に確認が必要です。
不用品回収業者に廃棄を依頼する最大のメリットは迅速性です。
タイミングが合えば即日回収、廃棄してもらえるので急いでいる方におすすめ。引越しなど他の不用品とまとめて回収してくれるほか、業者によってはデータ消去まで対応してもらえるのでプライバシーを守りたい方も安心です。
しかし、悪質な業者もあるためデータの消去をしてもらえるのか「一般廃棄物収集運搬業許可」を持っているかを調べ信頼できる業者を見極めなくてはいけません。
ホームページや口コミを確認しましょう。
HDDを廃棄する場合、必ずしなければいけないことがあります。
ハードディスク(HDD)内には重要なデータ、個人情報がたくさん入っていますのでデータ消去は必須です。
「壊れているから大丈夫」と安易に考えるのは危険!壊れていてもデータを抜き取れる場合があるため、確実にデータを破壊することが大切です。
ファイルをゴミ箱に捨てるだけではなく、データが復元できないようにします。
例えば、ソフトウェアの使用、専用磁気装置の活用、物理的に破壊などの方法がありますが、ハードディスク(HDD)が破損してしまっている場合はソフトウェアの使用が困難になります。
そのため、物理的な破壊によって細かくし不燃ごみとして廃棄しましょう。
業者ではデータ消去サービスもされていますが、より安全性を高めるならそのまま引き渡すのではなく大事なデータは自分で消去しプライバシーを守ってください。
ハードディスク(HDD)を廃棄する場合、事前にデータ消去が大切と説明しましたがデータ消去の方法について2つご紹介します。
ハードディスク(HDD)の記憶媒体が壊れていなければソフトフェアでデータ消去できますので、ドライブ単位、ファイル・フォルダ単位、複合タイプなど目的に応じて消去パターンを選びましょう。
ソフトウェアでの消去はデータの量に応じて時間がかかりますので、保存データが多いほど長い時間が必要になります。
手っ取り早く「データを消去したい!」という方は物理的破壊も◎。
廃棄する前に物理的に破壊してしまえば第三者にデータを復元される心配がなくなるでしょう。
そこで今回は、ハードディスク(HDD)を安全に廃棄する方法についてご紹介しました。
廃棄する前に、まずは大事なデータ消去をしないと個人情報漏洩のリスクが高まります。
会社の機密事項やカード情報などHDDには様々なデータが含まれていますが、HDDの転売や外部へのデータ流出が話題になっています。
大事な個人情報を守るため、自分でデータ消去したり信頼できる業者に依頼して安全に廃棄することが大切です。
「株式会社スリーエス」では、空き家整理や産業廃棄物処理・リサイクル・ハウス、オフィスクリーニング・シロアリ駆除・不用品回収に対応し、生活環境や職場環境の快適空間作りのサポートをさせていただきます。
HDD(ハードディスク)の廃棄方法についてお困りのことがあれば、ぜひ株式会社スリーエスへお気軽にお問い合わせください。
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