産廃・不用品の処分についての疑問にお答えします!

【DIYの木材】お金をかけずにDIYの木材を処分する方法を紹介します!

【DIYの木材】お金をかけずにDIYの木材を処分する方法を紹介します!

YouTubeやInstagramでは、DIYで作った家具や雑貨を投稿する人がたくさんいます。

流行りのDIYですが「Do It Yourself」つまり「自分やってみる」という意味です。

昔は日曜大工と言ったりもしましたが、英語にするだけでオシャレな感じに聞こえるのは不思議ですね。

総務省統計局の調査によると、日常的に趣味としてDIY、日曜大工する人は10.9%と10人に1人以上、男性に至っては17.7%と6人に1人が趣味や娯楽としてDIYを楽しんでいることがわかります。

【参考】生活行動に関する結果【参考】生活行動に関する結果

DIYでは何を作るか?どのように作るかを考えてから木材を購入すると思いますが「不足したらどうしよう…」「また買いに来るのは面倒くさい…」とついつい多めに購入することも多いのではないでしょうか?

「余ったら処分すればいい?」と思って購入したものの、処分するのが意外に変なもののひとつと言われます。

そこで今回は、DIYで余った木材をお金をかけずに処分する方法についてご紹介します。

【DIYの木材】余った木材は小さく切って処分しよう!

【DIYの木材】余った木材は小さく切って処分しよう!
インターネットで「DIY」と検索をしてみると、簡単に作れるる棚や、スノコなどの家具から、プロ顔負けの机やベッド、自宅まるごと手作りという作品まで豊富な作品を見られます。

DIYで使用する木材は、ホームセンターや材木店から購入することが可能で、最近ではインターネットからも木材を購入することが可能です。

DIYで余ってしまった木材は、小さいものであれば普通ゴミとして処分をすることが可能です。

また多くの自治体では、一定の大きさ(30cm以下が目安)であれば普通ゴミとして処分できる場合が多いようです。

詳しくはお住まいの自治体のホームページやゴミ収集を担当する部署に聞いてみましょう。

【参考】東京都新宿区
木材の各辺の長さが30cm以下のものは燃やすごみにお出しください。

【参考】大阪府大阪市

木の枝、木の葉(最大の辺または径が30cmル以下のもの)は普通ゴミです、

一時に多く出されますと、収集に支障をきたすほか、有料収集(粗大ごみ)となる場合もあります。

少しずつ分けて出していただきますよう、ご協力をお願いします。
木の枝、木の葉(最大の辺または径が30cm以下のもの)・・・普通ゴミ

【参考】福岡県福岡市
燃えるごみの袋に入れて口が結べない大きさのもの,重さで袋が破けるものは粗大ごみです。

【DIYの木材】木材をどのように小さくすればいい?

【DIYの木材】木材をどのように小さくすればいい?
DIYで使うために購入した木材が余った場合には、普通ゴミとして処分するのが最も簡単な方法です。

しかし、普通ゴミとして処分するには一定の大きさより小さくしなくてはいけない場合がほとんどで、多くの場合は30cm以下にしなくてはいけません。

インターネットで売れ筋のDIY用の木材を見ると、ツーバイフォー(2×4)材と呼ばれる規格の木材が多く見られます。

ツーバイフォー(2×4)材にも様々な種類がありますが、厚さや幅が2インチ(約3.8cm)や4インチ(約8.9cm)、長さが3フィート(約91cm)や6フィート(約182cm)と大型の木材が多く規格化されているため、どこのホームセンターでも手に入りやすいメリットがあります。

ツーバイフォー材に使われている樹種は、SPF材と呼ばれるスプルース(米トウヒ)、パイン(マツ類)、ファー(モミ類)などの針葉樹が多く、強度があって加工がしやすいことが特徴になっています。

DIYで使用する木材は、加工がしやすいものが多いですが4cmの木材をノコギリなどでたくさん切ることは想像以上に大変です。

大量の木材を小さく切りたい場合には、チェーンソーやレシプロソー(電動ノコギリ)があるととても便利です。本格的にDIYに取り組む方や、保管場所に余裕がある人は1台持っているだけで作業の幅が広がりそうです。

しかし、文字通りたまに週末だけ日曜大工をする方の中には、高級なチェーンソーやレシプロソーを揃えるのは難しいという方もいるのではないでしょうか?

そのような場合に便利なのが、チェーンソーやレシプロソーのレンタルサービスです。

近隣のレンタルサービス店やホームセンター、インターネットでレンタルサービスをしている店舗もあるため、大量の木材を処分する場合には検討してみてはいかがでしょうか。

【参考】山本機械産業株式会社 RE MARKET
レンタル(マキタ)電動レシプロソー1泊2日2,480円~

【参考】レンタルトライ
レンタル電気チェーンソー250mm2泊3日2,500円

【DIYの木材】木材はホームセンターで処分できない!

【DIYの木材】木材はホームセンターで処分できない!
DIYで使用する木材が余ってしまった場合、購入した店舗で引き取ってもらい処分をすることはできるでしょうか?

残念ながら多くのホームセンターでは、購入時以外には端材を引き取ってもらうことは難しいことが実情のようです。

また、木材のカットも購入時以外には対応していない店舗がほとんどのようです。

一方で、大型のホームセンターでは木材を購入した際にカットを依頼することはもちろん、場所を提供してお客さんが自分で加工をするスペースを設けている店舗もあります。

電動の工具を持っていない場合や、自宅ではなかなかスペースがない場合にはホームセンターの工作スペースを利用する方法も便利です。

事前に、大きさを確認して加工をすることでできる限り不要な端材を出さないようにすれば、処分も一層簡単になります。

【参考】カインズオンラインショップ
端材…切れ端、余った木材等の端材は、梱包サイズに合わせて同梱し発送します。
ご不要の場合は弊社にて処分します。

【参考】カインズ工作室
ちょっとした部材のカットから加工・組立てまで、どなたでもご利用いただけます。

無料貸出しの工具もありますので手ぶらで来ても作業ができます。

利用料:無料(最大2時間まで)
ご来店店舗にてご購入いただいた商品の加工に限ります。

【DIYの木材】大きな木材や大量の木材はどうする?

【DIYの木材】大きな木材や大量の木材はどうする?
端材の場合には小さく切ることで、普通ゴミとして処分できます。

一方、大きな木材や大量の木材はどのように処分をすればいいでしょうか?

ひとつには自治体の粗大ゴミとして処分するという方法があります。

粗大ゴミとして処分する方法は自治体によって異なるため、自治体のホームページやゴミ処分の窓口に問い合わせをしてみましょう。

また、近くにゴミ処分場がある場合には、直接の搬入ができる場合もあります。

そのような行政サービスを利用すると比較的安価に木材を処分することが可能です。

他には、有料で不用品を回収してくれる不用品回収業者を利用するという方法もあります。

不用品回収業者は、様々な家庭の不要品を回収してもらえるため木材に限らず、いらないものをまとめて処分できるメリットがあります。

不用品回収業者の中には、電化製品や家具などを専門に取り扱っており、木材は引き取ってもらえないという業者もあるようですので、複数の不用品回収業者に相談をして見積もりを取ってみるといいでしょう。

また、木材を販売する工務店や材木店に聞いてみるという方法もあります。
購入した店舗であれば、引取りをしてもらえる場合もあるかもしれません。

【DIYの木材】木材の処分でよくある質問は?

【DIYの木材】木材の処分でよくある質問は?

【DIYの木材】余ってしまった木材は燃やせますか?

焚き火は場所によって禁止されています。

昔は庭や空き地で焚き火をする光景が見られましたが、最近ではめっきり焚き火を見ることはなくなりました。

お住まいの自治体の条例などで可能な場合のみ燃やせますが、禁止されている場所で焚き火をしてトラブルにならないように注意をしましょう。

少量であれば、キャンプやバーベキューの燃料として使用するという方法もあります。

【DIYの木材】購入した木材を処分するのはもったいない!他にいい方法はある?

余った木材で、小さな家具やリメイク雑貨をつくるという方法があります。

小さな端材でも、ネームプレートや写真立て、子供が遊ぶブロックなど工夫次第で様々なものに生まれ変わります。

【DIYの木材】木材は土に埋めると分解される?

→販売されている木材を土に埋めたとしても分解されるまでには数十年単位と、相当長い期間が必要となります。

販売されている木材は、防腐剤など処理されていることもあるため無闇に土に埋めて処分をしようとすることはやめた方がいいでしょう。

まとめ

今回は、DIYで余った木材をお金をかけずに処分する方法についてご紹介しました。

DIYで木材を使用する場合には、必要な量を購入するようにして不要な木材を購入しないようにすれば処分に困ることはないでしょう。

一方で、不要になった木材ができてしまった場合には、適切な処分方法をするようにしましょう。

木材は基本的に燃えるため、小さいものであれば普通ゴミとして処分をする方法が最も簡単です。

大量に処分をしなくてはいけない場合には、不用品回収業者や粗大ゴミとしての処分が便利です。

手間や費用を考えて、最もいい処分方法を検討するようにしましょう。

※この記事に含まれる情報は公的機関の掲出物ではありません。お客様の責任でご利用ください。

記事の監修: 産廃のはてな編集部
「産業廃棄物に関する知識をもっと身近に!」をモットーに、産廃関連の疑問点や不明点を解決する情報メディア「産廃のはてな」でライターとして活動。3年以上におよぶブログ運営の情報を発信しています。