「人もダメにする」というビーズクッションを知っていますか?
グズついている赤ちゃんが落ち着き、猫も座って動かないと居心地の良さ抜群のビーズクッション。
しかし、何年も使用していると、本体はへたってしまい居心地のよさは半減してしまいます。
いざ捨てるとなると、どうやって処分すればいいか分からないという方も多いのではないでしょうか?
ビーズクッションは、座り心地が悪くなったときこそ処分のタイミングです。
そこで今回は、ビーズクッションの処分時期や、適切な処分方法についてご紹介します。
購入当時はふかふかで座ると体全体を包み込んでくれるようなフィット感があるビーズクッションですが、使用するうちに「あれ?フィット感がなくなってきた…」「ポジションが定まらない…」と感じるきっかけがあるはずです。
ビーズクッションの処分時期は、このように座ったときの居心地のよさがなくなってきたときです。
処分の目安は3年~6年くらいでしょう。
座り心地やフィット感がダウンしたり、縫い目がほつれたり、臭いが気になってきた時はもちろん、赤ちゃんが
落ち着かず泣いたり、猫がビーズクッションで寝なくなったら思い切って処分しましょう。
特に縫い目がほつれたり、カバーが破れてしまったという場合は、そのまま使い続けると中のビーズが散乱してしまう恐れがあるため早めに処分することをオススメします。
ビーズクッションの素材は、何でできているのでしょうか?
素材次第で「一般ごみとして処分できるのでは…?」と考える人もいますよね?
ビーズクッションの素材は、メーカーによって異なりますが一般的には以下の素材で作られています。
ビーズクッションのカバー部分は資源ごみ、中身のビーズは発泡スチロールなのでプラスティックゴミとして処分できます。
ビーズクッションは、外カバーと中身のビーズを分解すれば、普通ごみとして無料で処分できます。
普通ごみとして処分する方法についてご紹介します。
まず普通ごみとして処分するのは「かなり大変」と覚悟して臨んでください。
作業を始めたら中断できませんので、準備はしっかりしておきましょう。また、作業は2人ですることをオススメします。
分解して一般ごみで処分すると、無料ですが準備や後片付け、作業の手間がかなり負担になります。
また、お住いの地域によってそれぞれのごみの分類を確認して処分する必要があります。
労力を考えると、分解して一般ごみで処分するのはオススメできません。
多くの自治体では、ビーズクッションは「粗大ゴミ」の分類となっています。
そのため処分する時は、お住いの自治体のホームページや窓口で分類や捨て方を確認する必要があります。
大阪堺市と福知山市の場合についてご紹介します。
堺市では粗大ごみの費用として300円~3,000円必要になります。
電話、インターネットから粗大ごみ受付センターへ申し込みし、既定の粗大ごみ処理券を購入します。
収集日当日の午前9時までに処理券を貼って玄関先へ出します。
福知山市の粗大ごみにかかる費用は、「基本料1,000円」+「ごみの重さ20kgまでごとに500円加算した金額」となります。
処分施設への持ち込みする場合は、20kgごとに200円の追加になります。
家の玄関先まで運び、本人または代理人の立ち合いのもと回収員に手数料を支払います。
ご自分で所定の持ち込み場所まで運べれば、より費用をおさえられます。
1人暮らしや高齢者の方など、自分で所定の場所まで運べない場合は、専門業者である不用品回収業者に依頼することをオススメします。
処分費用はかかりますが、自宅まで取りにきてもらえて運搬もしてくれますので便利です。
また、他の不用品があればまとめて処分してもらえるため、引越しや部屋の片づけのタイミングで処分すればお得ですね。
粗大ごみでは申し込みから処分まで日数がかかりますが、不用品回収業者ではタイミングがあえば即日対応してもらえますので忙しい方も安心ですね。
そこで今回は、ビーズクッションの処分時期や、適切な処分方法についてご紹介しました。
安くないお値段のビーズクッションをいざ捨てるとなるとなかなか勇気が必要ですね。
ビーズクッションを補修する方法として、中身のビーズを補充する方法もありますが、長年使用したビーズクッションは汗や湿気を吸収し衛生面で安心できません。
クッションにへたりを感じ、座り心地が悪くなってきたら新しいクッションに買い替え、自分にあった最適な捨て方で処分しましょう。
「株式会社スリーエス」では、空き家整理や産業廃棄物処理・リサイクル・ハウス、オフィスクリーニング・シロアリ駆除・不用品回収に対応し、生活環境や職場環境の快適空間作りのサポートをさせていただきます。
ビーズクッションの処分についてお困りのことがあれば、ぜひ当社へお気軽にお問い合わせください。
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