産廃・不用品の処分についての疑問にお答えします!

使わないレンガの処分方法!正しいレンガの処分方法と費用相場を解説

使わないレンガの処分方法!正しいレンガの処分方法と費用相場を解説

ガーデニングやインテリアなどに役立つのがレンガです。

しかし、その役目を終えたあとは、どのように処分したらいいのでしょうか?

滅多に捨てる機会がないので、わからない人も多いと思います。

レンガは産業廃棄物に指定されており処分方法が限られます。

そのため、適切な方法で処分しなければなりません。

そこで今回は、レンガの正しい処分方法や、レンガの費用相場や、レンガを再利用する方法について解説します。

【レンガの処分】自治体で回収してもらえない?

レンガの処分】自治体で回収してもらえない?
結論からお伝えすると、自治体ではレンガを回収できません。

レンガのように産業廃棄物に指定されているものは、排出事業者に処理責任があるからです。

一般ゴミとして処分できないだけではなく、直接依頼しても自治体は回収してもらえません。

自治体に依頼できないなら、どうしたらいいのか不安を感じる人もいると思います。

自治体は回収できない代わりに、産業廃棄物処理業者を紹介しています。

また、その他にもいくつか処分方法があるので次で解説します。

【レンガの処分】レンガの5つの処分方法を知ろう!

【レンガの処分】レンガの5つの処分方法を知ろう!【レンガの処分】レンガの5つの処分方法を知ろう!
レンガは自治体で処分できないが、産業廃棄物処理業者を紹介してもらえることを紹介しました。

その他にもレンガを処分する5つの方法があつので紹介します。

産業廃棄物処理業者に「レンガの処分」してもらう!

自治体に問い合わせて紹介してもらえるのが、産業廃棄物処理業者です。

排出業者から産業廃棄物の処分を請け負っており、市区町村から許可をとって業務しています。

ルールに従って処分するのは当然ですが、特に厳しく法律に則って廃棄します。

万が一違反があった場合には刑罰が科されます。そのため、複数ある処分方法のなかで最も安全な方法といえるでしょう。

【レンガの処分】不用品回収業者

引っ越し時の不用品処分でも多くの人に利用される業者です。

あらゆる不用品を回収する民間業者で全国各地に多く存在します。

都合の良い日時に自宅まで訪問してくれるので、忙しい方にとっては大変便利でしょう。

しかし、レンガを処分する時に注意することがあります。

基本的に何でも回収してくれますが、産業廃棄物の回収に関しては自治体からの許可が必要です。

許可をとっていない業者では回収できないので、必ず事前に問い合わせましょう。

法外な金額を請求したり回収したものを不法投棄する悪質業者を避けるためにも、各種許可の確認は必要です。

清掃センターに「レンガの処分」してもらう!

レンガの数が2〜3個程度と少ないのであれば、地域の清掃センターで回収してもらえることがあります。

しかし、地域によって回収の可否が違うので、必ず事前に問い合わせてから持ち込みましょう。

ホームセンターに「レンガの処分」してもらう!

ホームセンターに不用品の回収義務はありませんが、購入した店舗であればまれに引き取ってもらえるようです。

どの店舗で買ったのか覚えている場合は、一度問い合わせてみるといいでしょう。

しかし、回収可能だとしてもあくまで良心からの対応です。

運営会社が同じでも店舗によって、回収の可否が違うこともあると予想されます。

リサイクルショップ「レンガの処分」してもらう!

処分方法とは少し違いますが、状態がキレイであれば最もオススメしたい方法です。

建材専門のイクルショップでは、赤レンガ、耐火レンガ、建築用レンガなど各種レンガの買取をしています

出張買取に対応している店舗もあるので、大量にレンガある場合でも安心です。
購入から5年以内だと高額買取に期待できます。

【レンガの処分】レンガ処分の費用相場はいくら?

【レンガの処分】レンガ処分の費用相場はいくら?
レンガの処分方法を紹介しましたが、処分時は基本的に費用がかかります。

それぞれの費用相場について紹介します。

【レンガ処分の費用相場】産業廃棄処理業者

業者によって異なりますが、多くは1㎥単位で計算します。
1㎥あたり20,000円程度が相場です。

その他に出張費や運搬費がかかる場合もあるので、予算は3〜40,000円程度を見積もっておきましょう。

レンガ約50個で1㎥なので大量のレンガを処分する場合に適しています。

とはいえ1個単位で引き取りできる業者もいるので事前に問い合わせましょう。

無料で見積もり可能な業者も多いので、複数取り寄せてからの比較と検討をおすすめします。

【レンガ処分の費用相場】不用品回収業者

不用品業者の場合は1個単位で引き取る業者が多いようです。
金額は1個200〜500円程度です。

場所によっては出張費や運搬費もかかります。

少々割高な気もしますが、都合に合わせて訪問してくれると考えれば妥当かもしれません。

また、多くの不用品業者はトラック詰み放題プランを用意しています。

レンガ以外に大量の不用品を処分したい場合にはこのプランがおすすめです。
軽トラック詰め放題で30,000円程度が相場です。

【レンガ処分の費用相場】清掃センター

自治体によって金額が違います。
公式サイトで確認するか直接問い合わせてみましょう。

例を1つあげると、富山県砺波市のクリーンセンターではレンガなどのガレキ類を100kgまで500円で引き取っています。

【レンガ処分の費用相場】ホームセンター

回収できる店舗が稀であることは説明しましたが、もし引き取ってもらえるなら特に費用はかからないでしょう。

サービスで実施していることが多いからです。

しかし、ホームセンターへ持ち込む場合は、必ず事前に直接問い合わせ費用についても確認しましょう。

【レンガ処分の費用相場】リサイクルショップ

こちらは費用がかかるどころか買取代金を受け取れます。

こちらが持ち込む場合や宅配買取の場合には運搬費や送料がかかりますが、マイナスになることはほとんどないでしょう。

【レンガの処分】レンガを再利用しよう!

【レンガの処分】レンガを再利用しよう!
ここまでレンガの処分方法と費用について紹介しました。

「お金をかけてまで処分したくない…」「どこかに持ち込むのも手続きするのも面倒…」と思う人も少なくないでしょう。

しかし、使わないレンガをいつまでも放置しておくのも邪魔ですよね?

そこで、レンガを再利用する方法について紹介します。

【レンガの処分】重石にして再利用する

日除けシェードやテントの重りとして活用できます。

ガーデニングとしての役目を終えたレンガであれば、同じ庭の中で使えるのでわざわざ別の場所へ運ぶ必要もありません。

【レンガの処分】アクアリウム内のオブジェにして再利用する

水槽が自宅にある方は装飾の1つとして、設置してみてはいかがでしょうか?

レンガを入れるだけで雰囲気が変わるので、気分転換にオススメです。
また、亀などの水生生物の飼育にも役立ちます。

【レンガの処分】インテリアにして再利用する

少し手を加えてテレビ台や、棚を作るのもオススメの再利用です。

重さがあるものを乗せても崩れません。
壁の装飾にも活用できます。

レンガの色味が部屋に暖かさを演出してくれるでしょう。

【レンガの処分】ブロックと砂利も処分したい!

【レンガの処分】ブロックと砂利も処分したい!
レンガと同様い、砂利やコンクリートブロックをエクステリアとして使っている場合は、まとめて処分したいという人もいますよね?

そこで、砂利やコンクリートブロックの2つの処分方法についても紹介します。

【レンガの処分】砂利の処分方法

レンガとは違って砂利の処分は、産業廃棄物ではありません。

少量であれば一般ゴミとして処分可能ですが、あまりに大量だと処理困難と回収を断られます。

その場合はレンガと同様に不用品回収業者へ依頼しましょう。
石材店でも引き取ってもらえることがあるそうです。

しかし、回収には費用がかかってしまうので、どうしても安く処分したい場合には庭に埋めるのも1つの方法です。

【レンガの処分】コンクリートブロックの処分方法

コンクリートブロックは、レンガと同様に産業廃棄物と処分方法も同じです。

レンガより処分費用が少々割高です。

レンガと一緒に処分する時は、まとめてどのくらい量があるのかを確認してからどの方法にするか検討するといいでしょう。

リサイクルショップでも買取を実施しており、軽量コンクリートブロックや重量コンクリートブロックなど、レンガと同じくあらゆる種類に対応可能です。

レンガは正しくい方法で処分しよう!

レンガは正しくい方法で処分しよう!
今回は、レンガの正しい処分方法や、レンガの費用相場や、レンガを再利用する方法について解説しました。

レンガが産業廃棄物に指定されている理由は、レンガの処分にそれだけの危険が伴うからです。

「1個だけだし…」と空き地に放置したり一般ゴミに紛れさせてはいけません。

レンガは重さがあるので、指定場所以外に捨てると思わぬ事故に繋がる可能性があります。

レンガの処分には手間も費用もかかりますが、トラブルの当事者になってからでは遅いので正しい方法で処分しましょう。

もし会社や店舗で扱っていた大量のレンガなのであれば、より注意して処分しましょう。

業者に引き取ってもらう場合は、量が多いと高額の処分費用がかかります。

処分にあてられる予算を考え、場合によってはリサイクルショップへの持ち込みを検討するなどいくつかの選択肢のなかから最適な方法で処分しましょう。

産業廃棄物の取り扱いについては各自治体、業者によってルールが違います。

今回解説したことを踏まえて、まずは問い合わせすることをオススメします。

※この記事に含まれる情報は公的機関の掲出物ではありません。お客様の責任でご利用ください。

記事の監修: 産廃のはてな編集部
「産業廃棄物に関する知識をもっと身近に!」をモットーに、産廃関連の疑問点や不明点を解決する情報メディア「産廃のはてな」でライターとして活動。3年以上におよぶブログ運営の情報を発信しています。