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「産業廃棄物処理業者の選び方」産業廃棄物を処理したい!単価はどのくらい?業者選びの方法をご紹介!

産業廃棄物を処理したい!単価はどのくらい?業者選びの方法をご紹介!

一般的に家庭で出るようなゴミのようには捨てることができない産業廃棄物。
そんな産業廃棄物を処理しようと考えているけれど、処理の仕方がわからない。
また、処理を業者に頼んだらどのくらいのお金がかかるかもわからない。
そんな悩みを抱えている方はいませんか?

結論から述べると一般ゴミとは違う産業廃棄物は専門の業者に依頼して処理してもらうのがベスト。
素人には産業廃棄物の分別から処理までを行うのは不可能に近いです。
また、単価は業者や廃棄物の種類によって異なるので、自分が処理したい廃棄物に合わせて業者を選ぶと良いでしょう。

産業廃棄物の処理には手間もかかりますし、危険を伴うものもあります。
廃棄物の種類によって処理方法も異なるので、業者によっても得意不得意が出る廃棄物も。
この記事では産業廃棄物の処理を行うにあたっての知識をまとめました。ぜひ、参考にしてみてください。

「産業廃棄物処理業者の選び方」産業廃棄物とは?一般廃棄物との違いを解説!

産業廃棄物とは?一般廃棄物との違いを解説!

廃棄物、つまりゴミには2種類あります。
それが一般廃棄物と産業廃棄物です。

どんな違いがあるのかというと、ゴミが出た環境によって区別されます。
一般廃棄物は一般家庭からでたゴミのこと。
燃えるゴミやペットボトル、プラスチックなど生活するうえで日常的に出るゴミは一般ゴミです。

一方で産業廃棄物とは事業の活動をするうえで出てきたゴミのこと。
事業活動で出たゴミがすべて産業廃棄物というわけではありません。
さまざまな事業、仕事上で出るゴミには普通に処理できないものもあります。
このような特定の業種から排出されたごみのことを産業廃棄物というのです。

また、一般廃棄物や産業廃棄物に関わらず、危険性が高いものは特別管理一般廃棄物や特別管理産業廃棄物として分類されます。
毒性の強いものや爆発の危険があるものなど、人の生活や健康に被害を与える可能性のあるものは一般廃棄物や産業廃棄物とも分ける必要があるのです。

産業廃棄物は20種類あり、どれにも分類されないものは一般廃棄物として区別されます。
また産業廃棄物と一般廃棄物は排出される方法によっても分けられます。
素人が全てを分別できるかとういうと難しいところがあることが言えるでしょう。

「産業廃棄物処理業者の選び方」産業廃棄物は業者に依頼して処理してもらうのがベスト!

産業廃棄物は業者に依頼して処理してもらうのがベスト!

先ほども述べたように、産業廃棄物は20種類。
それらを分別するだけでも大変な作業だということがわかります。
また、廃棄物の種類によって処理の方法も異なってきます。
その中には工程が難しいものや、危険が伴うものもあるのです。
自力で産業廃棄物を処理することも可能かもしれませんが、現実的ではないと言えるでしょう。
廃棄物の処理のプロに依頼することでスムーズに処理を進めることができます。

また、今だけでなく、今後も定期的に産業廃棄物が排出されるのであればなおさら一回一回の処理に時間をかけてはいられません。
業者によっては産業廃棄物の定期回収やスポット回収も行っているので利用すると良いでしょう。

定期回収はその名の通り、定期的に廃棄物の回収に業者がきてくれます。
ゴミ置き場を綺麗に保つことができるところもメリットと言えるでしょう。
また、スポット回収とは依頼すれば業者が回収してきてくれるシステムのこと。
そこまで頻繁ではないけれど、産業廃棄物が排出されるタイミングで依頼するとその都度回収に来てくれます。

自分たちで産業廃棄物を処理するとなると時間もかかりますし、場合によっては業者に依頼する以上に費用がかかってしまうことも。
廃棄物処理のプロに依頼するのがベストな選択だと言えます。

「産業廃棄物処理業者の選び方」産業廃棄物処理費用、単価の相場は?

産業廃棄物処理費用、単価の相場は?

産業廃棄物の処理費用を計算する上で必要になってくるのが単価です。
産業廃棄物には20種類あるといいましたが、それぞれに単価が決められています。
その単価と廃棄物の重さや体積にをかけることで費用が算出されます。

この単価も地域や業者によっても異なります。
主な具体例をご紹介いたしますので、必要時は業者のHPに載っている単価表を確認してみると良いでしょう。

軽量混合廃棄物、廃プラスチック系混合廃棄物、ガラ混合廃棄物
ボード混合廃棄物、木くず、紙くず、石膏ボード、
レンガ、色瓦、サイディング、タイル、カーペット
がれき類、蛍光灯、廃タイヤ、廃畳、廃マットレス、太陽光パネル

もちろん、業者によって単価(処分費)や収集運搬費は異なり一概にいくらという決まりはないので、見積もりをとると比較しやすいでしょう。

「産業廃棄物処理業者の選び方」産業廃棄物処理の費用を安く抑える方法を紹介!

産業廃棄物処理の費用を安く抑える方法を紹介!

できれば産業廃棄物の処理に費用をかけたくないというのが本音ではないでしょうか?
もちろん、安く抑える方法もあります。
ただ、初期費用や手間をかける必要があることを念頭においてください。

まずは廃棄物の分別をあらかじめしておくということ。
どんな廃棄物が排出されるかは事業者によって異なります。
それでも種類が同じものか違うものかで分けておくことで、廃棄物処理業者が分別する手間が省けます。
また、分別しないまま処理を依頼すると、処理しなければならない廃棄物の中で一番単価が高いもので廃棄物処理の費用を計算されてしまうことも。分別しておくことで、廃棄物の種類ごとで単価計算してくれるので必要な費用のみで処理してもらえます。
分別する手間は必要になりますが、その分費用を抑えることができる方法です。

次に初期投資が必要になりますが、工場の設備を見直すということ。
処理費用は排出される廃棄物の量で費用が変わります。
つまり、排出される廃棄物の量を少なくすることで処理費用も抑えることができるのです。
そのために設備を最新のものにしたり、生産工程を見直すことで余分な廃棄物の排出を抑えることができます。
廃棄物だけではなく、他の費用節約につながるかもしれません。
コストがかかる方法ですが、将来的に事業者にとってプラスになる方法だと言えるでしょう。

最後に廃棄物処理を依頼するときのポイントとして見積もりを複数社に依頼するということ。
一つの業者に絞ってしまうと、その金額が相場なのかと考えてしまいますよね。
しかし、産業廃棄物処理の単価は廃棄物の種類にも業者にも左右されます。
業者によって得意な廃棄物と苦手な廃棄物も存在します。
初めは面倒ですが、自分たちにあった処理業者を見つけるために相見積もりを取ることをお勧めします。

「産業廃棄物処理業者の選び方」産業廃棄物処理を依頼する業者を選ぶときの注意点

産業廃棄物処理を依頼する業者を選ぶときの注意点

産業廃棄物処理業者を選ぶとき、費用が安く抑えられるという理由だけで決めてはいけません。
実は産業廃棄物処理は許可を得た業者でなければできない業務です。
例えば費用が安いと依頼した業者が無認可の業者だと、その責任は依頼した側にも降りかかってきます。
依頼する前にきちんと許可を得ているかどうか確認する必要があるのです。

また、委託するときには契約書の控えや管理票の保管をしっかりしておくこと。
のちのちのトラブルを防ぐためには、書面上でもきちんと確認できるようにしておけるようにしましょう。
責任が降りかかるだけでなく企業としての信用の低下や余計な手間、費用がかかる可能性もあるのです。

産業廃棄物は業者に依頼して処理してもらうのがベスト!

産業廃棄物の処理には時間もお金もかかります。
自力でやるのは分別程度に収めておくのが良いでしょう。
また、依頼する業者にも注意が必要。
正しい知識を持つことでトラブルを防ぐことができます。
産業廃棄物を処理しなければならないときは、信頼できる業者選びと自分でできる費用削減に力を入れることをおすすめします。

株式会社スリーエスでは、廃棄物収集運搬業を主体にビルメンテナンス、産業廃棄物中間処理、リサイクルなど「環境」をキーワードに事業展開し、地域環境と地域福祉に配慮し快適な空間作りや地域社会への貢献を目指しております。
関心やご相談のある方はぜひ弊社へお気軽にお問合せください。

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記事の監修: 産廃のはてな編集部
「産業廃棄物に関する知識をもっと身近に!」をモットーに、産廃関連の疑問点や不明点を解決する情報メディア「産廃のはてな」でライターとして活動。3年以上におよぶブログ運営の情報を発信しています。