引っ越しの際に出たゴミの処分方法としては、「自治体の収集日に出す」「自治体に粗大ごみの収集を依頼する」「民間の不用品回収業者に依頼する」などが一般的です。
しかし、引っ越し当日と自治体の収集日が一致しないケースも多々あります。ここでは、引っ越し当日に大量のゴミが出た場合の対処法をご紹介します。
引っ越しの際に大量に出るゴミの処分方法やゴミの量を減らす方法について解説しますので、今後引っ越しを予定している方はこの記事を参考にして安く効率的にゴミを処分してください。
引越しの際に出たゴミの処分方法は主に以下の事項があります。
可燃ごみ、不燃ごみ、資源ごみなどのごみは市の収集日に出しましょう。
自治体に粗大ごみの回収を依頼してください。
不用品回収業者などの民間業者に回収を依頼します。
ここで注意が必要なのは、自治体に回収してもらうには時間や回収量に制限があり、それを超えると多額の費用が発生する可能性があるということです。
H3収集時間と量に応じたごみの制限
週に数回収集日がある家庭系一般ごみ(可燃ごみ)であっても、一度に一定量以上のごみを出す場合(目安は45リットルごみ袋4袋以上) 、事前に通知し、料金を支払う必要があります。
不燃ゴミや資源ゴミは自治体の収集が月に1~2回しかないことが多いので、引っ越しが決まったら次回の収集日を確認し、計画的に処分しましょう。
引っ越し当日にゴミ出しをしたいけど、その日は自治体の収集日ではないなどの理由で旧居では出せない場合は、次の方法を検討してください。
・ゴミ処理場へ直接持ち込む
・引越し会社に相談する
・新しい家でゴミを出す
・民間の不用品回収業者に依頼する
それぞれの方法と注意点は以下の通りです。
H3ゴミ処理場へ直接持ち込む
一度に大量のゴミを処分したい場合は、お住まいの地域のゴミ処理場に直接持ち込むことを検討してください。
自家用車で直接ゴミ処理場まで持ち込めば、費用は比較的安く済みます。
ただし、ごみ処理場によっては直接持ち込める時間や品目に制限があり、事前予約が必要な場合が多いです。
H3引越し会社に相談する
引越し業者によっては不用品の回収を行っているところもあります。 基本的には事前の予約が必要となりますが、当日でも対応できる場合もありますので、気軽にお問い合わせください。
ただし、家庭ゴミの処理を扱っていない引越し業者も多いので注意が必要です。
H3新しい家でゴミを出しましょう
ゴミが少ない場合は、新居にゴミを持ち込んで、新居の収集日に捨てるという方法もあります。
自分で新居まで荷物を運ぶだけでなく、引越しトラックのスペースに余裕があれば、引越し業者に荷物を新居まで運んでもらえる場合もあるので、困った場合は相談してみましょう。
H3民間の不用品回収業者に依頼する
民間業者の中には即日対応してくれる業者もあるので、引っ越し当日にゴミが出てしまった場合にも頼ってみましょう。
しかし、民間の不用品回収業者に依頼すると費用が比較的高く、依頼者のトラブルに乗じて不当に高額な料金を請求する業者もあるようです。
また、家庭ごみの収集・運搬の許可を受けずに営業を行う「一般廃棄物収集運搬業」と呼ばれる業者も存在します。
急ぎの場合でも、事前に許可の有無や平均費用をご確認ください。
粗大ごみの処理方法としては、一般的に次のような方法が用いられます。ただし、費用や処分できる品目は自治体によって異なりますので、事前に自治体のホームページなどで確認してください。
H3粗大ごみの定義
そもそも粗大ごみとは、主に家庭から出るある程度の大きさのごみを指します。引っ越しの際に出るゴミの中では、家具、家電、敷物、寝具などが粗大ゴミに該当することが多く、回収できる品目や回収にかかる費用など回収方法は自治体によって異なります。
粗大ごみにできないものは、家電リサイクル法の対象品目4品目(テレビ、冷蔵庫、エアコン、洗濯機など)、自動車、ピアノ、消火器などの適正処理が難しいものです。
H3粗大ごみ収集の申し込み方法
粗大ごみの申請方法は自治体によって異なるため、「地域の粗大ごみ」で検索してください。
最も一般的な申請方法は、電話または地方自治体のウェブサイトからの申請です。粗大ごみの申請の際には、ごみの種類、材質、大きさなどを正確に申告する必要があるので、事前に調べておきましょう。
引越しゴミの量が減れば環境にも優しく、処分費用の削減も期待できます。
H3粗大ごみの再利用を検討する
リユースとは「再利用する」という意味の言葉で、ものをすぐに捨てずに、大切に繰り返し使うことです。 リサイクル(recycle)は、形状を変えて再度しようする事です。
地域情報サイト「ジモティー」と自治体が連携して粗大ごみの再利用を推進し、半年で約68トンの粗大ごみを削減しました。
まだ使える家電や家具を処分したい場合は、リサイクルショップやフリマアプリで売ったり、ジモティーなどの掲示板を利用して譲ったりすることを検討するとよいでしょう。
H3コンピュータをリサイクルに出す
資源有効利用促進法により、樹脂や金属などの資源を再利用するため、使用されなくなったパソコンを回収・再資源化することがメーカーに義務付けられています。コンピュータ、ラップトップ、ディスプレイは収集の対象となります。 タブレットはそうではありません。
2003 年 10 月以降に販売されたコンピュータの回収料金は無料です。
パソコンを廃棄する場合は、個人情報などのデータをできる限り削除してからメーカーに引き取りを依頼してください。
H3スマートフォンのゴミ分別アプリを活用する
ゴミ削減を目的とした自治体向け公式スマートフォンゴミ分別アプリがリリースされました。
各自治体はアプリを活用してごみの分別や収集日を学べるほか、資源やごみに関する情報発信にも工夫を凝らしている。
自治体にそのようなアプリがある場合は、使ってみると良いでしょう。
引っ越しの際に発生するゴミを安く処分する秘訣は、自治体の条例に従って、可燃ゴミ、不燃ゴミ、資源ゴミ、粗大ゴミなどにできるだけ分別することです。
まだ使えるアイテムがあれば、環境に優しく、フリマアプリやリサイクルショップで売ったり、譲ったりするのも良いでしょう。
引っ越しまで時間がないときに一度に大量のゴミを処分しようとすると、追加料金が発生する可能性が高いので、1か月程度の時間をかけて処分しましょう
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