『ベランダの汚れが気になるけど、掃除はめんどうだなぁ』ということはありませんか?しかし、ベランダ掃除をサボり続けると、困ったことになりかねません。非常時の避難経路が確保できない、エアコンの室外機に汚れが溜まって故障の原因になる、などです。そうなる前に、ベランダ掃除に取り組んでみませんか?
この記事では、めんどうなベランダ掃除を効率よく進める方法をご紹介します。ぜひ最後まで読み進めていただき、参考にしてみてください。
ベランダは、どの程度キレイに掃除するとよいのでしょうか?ベランダは屋外ですから汚れが溜まりやすいです。しかし、頻繁に掃除するとなると気が滅入ります。見た目の清潔さを保ちつつ、ベランダを居心地よい場所にするためには定期的な掃除が必要です。モチベーション維持のためにも、ポイントを絞って掃除に取り組むとよいでしょう。では、どのようなポイントに絞るとよいのでしょうか?
ベランダを清潔に保ちつつ、居心地をよくするためには次の4つのポイントに気をつけるとよいでしょう。
① 鳥のフンはないか
② 床にコケは生えていないか
③ 隅にホコリが溜まっていないか
④ 手すりがベタついていないか
上記の汚れは、ベランダでよく発生する汚れで、見た目の清潔感や居心地を悪くする原因になるものです。また、放っておくと排水溝が詰つまる、エアコンの室外機が汚れやすくなるといった弊害が発生しやすくなります。
上記4つのポイントに絞って掃除をしておけば、完璧とまではいかないまでもベランダで発生するトラブルを予防することができるでしょう。ぜひ、参考にしてみてください。
ベランダ掃除をする日は、曇りか小雨の日をオススメします。理由は2つあって、1つ目は熱中症予防、2つ目はご近所トラブル防止のためです。
例えば、気温の高い日の昼間にベランダ掃除をしたとするとどうなるでしょう。ベランダ掃除は少なくとも1〜2時間かかります。炎天下で1時間以上作業すると、熱中症になる可能性が高いです。
また気温の高い晴れた日には、掃除に伴ってホコリが舞いやすくなります。舞ったホコリが近所の洗濯物や車に降りかかれば、ご近所トラブルの原因になるかもしれません。
しかし曇りや小雨の日であれば、熱中症になる可能性は低く、湿度が高いためホコリも舞いにくくなります。このような理由から、曇りや小雨の日はベランダ掃除に最適なのです。
さらに言えば、ベランダ掃除は春や秋に行う方がよいでしょう。ベランダ掃除は、ただでさえ気乗りがしないものです。ですから、暑さや寒さのストレスが少しでも少ない季節を選んで掃除することをオススメします。
では、ベランダ掃除に必要なアイテム5選を紹介します。
① 重曹
② スプレーボトル
③ トング
④ 新聞紙
⑤ ホウキとちり取りセット
まず、重曹とスプレーボトルの使用法を説明します。重曹は酸性の汚れ、つまり鳥のフン汚れと手すりのベタつきに有効です。この重曹を水に溶かした『重曹水』をスプレーボトルに詰め、気になる汚れに吹き付けます。重曹水をつくるときの割合は、粉末の重曹1に対して水を20で薄めるくらいが適切です。この重曹水を鳥のフンや手すりのベタつきに吹き付ければ、少ない手間で汚れを落とすことができます。
次にトングですが、排水溝掃除で使用します。排水溝には、手で直接触れるのは避けたいゴミが溜まっている場合が多いです。手で触れたくないゴミを集める場合は、トングを活用しましょう。
続いて新聞紙の使用方法です。新聞紙を軽く湿らせて床に撒くと、砂やホコリなどの細かいゴミが吸着されて、簡単に集めることができます。程よい水分を使って細かいゴミを回収するので、ホコリが立ちにくく、近所に迷惑がかかる心配が少ないです。
最後に、ホウキとちり取りを使って、集めた細かいゴミを新聞紙ごと掃き集めます。すると、ベランダから目立った汚れはなくなっているはずです。
よりキレイに掃除したい場合は、デッキブラシやバケツ、高圧洗浄機などが必要になります。しかし、近所に極力迷惑をかけない範囲でベランダをキレイにするのであれば、上記の5アイテムがあれば十分です。ぜひ、参考にしてみてください。
続いて、ベランダ掃除の手順を紹介します。次の6つの手順に沿って掃除を進めると、短時間で効率よく掃除を進められるでしょう。
① 大きなゴミやコケをトングで取り除く
② 鳥のフンが落ちていれば、重曹水を吹き付けて拭き取る
③ 拳の大きさほどにちぎった新聞紙を湿らせて床に撒き、そのあとで床全体を掃き掃除する
④ 新聞紙で絡め取れなかった細かいホコリや砂を掃き掃除する
⑤ 手すりやエアコンの室外機に付着したベタつき汚れを重曹水でキレイにする
⑥ 必要に応じて水で洗い流す
はじめに、大きなゴミをトングで取り除いてしまいます。後々の手順で少なからず水分を使って掃除を進めるので、ゴミが乾燥していて集めやすい内に取り除いてしまいましょう。
続いて鳥のフンの除去です。鳥のフンは酸性なので、アルカリ性の重曹水を吹き付けて汚れを分解します。汚れてから時間が経っている場合、汚れの分解に時間がかかるので、重曹水を吹き付けてからしばらく待ちましょう。汚れ落ちが悪い場合は、一度汚れを拭き取り、再度、重曹水を吹き付けると落ちやすくなります。
鳥のフンが片付いたら、あとは簡単。新聞紙を適当な大きさにちぎって湿らせ、ベランダ全体に撒きましょう。すると、乾燥した砂やホコリが湿った新聞紙に吸着されて、簡単に回収することができます。あとは、新聞紙ごと砂やホコリを集めて捨てるだけです。もし小雨のなか掃除をされる場合は、砂やホコリが舞う量は少ないと考えられるので、新聞紙の使用を省いてもよいでしょう。
新聞紙を使って絡め取れなかった細かいゴミは、ホウキとちり取りで集めます。残すは手すりの掃除だけです。
手すりについたベタつきの正体は、車の廃棄とホコリが混ざり合った酸性の汚れ。酸性の汚れということは、重曹水を使うと簡単に落とすことができます。鳥のフンと同じように、手すり全体に重曹水を吹き付けてしばらく待ちましょう。最後に新聞紙で拭きあげれば、ベタつきのない手すりに仕上がります。
ここまでの掃除で、ベランダは快適な状態になるでしょう。ダメ押しで、ベランダに水を流すことが可能な場合は、水洗いをオススメします。新聞紙やホウキで取りきれなかった汚れを洗い流すと、さらにすっきりキレイなベランダになるでしょう。
ここまで効率的にベランダ掃除を進める方法を紹介しましたが、どうしても時間が取れないという方もいると思います。そんなときは、掃除のプロへ依頼を検討してみてはいかがでしょうか。
ベランダクリーニングの依頼料金相場は、¥10,000〜¥15,000/10m2です。ちなみに、10m2は6畳ほどの広さ。クリーニングにかかる所要時間は1〜2時間ほどで、プロの技術で徹底的にキレイにしてくれます。またプロはクリーニングの手順を心得ているので、ベランダが驚くほどキレイになり、ご近所トラブルの心配もありません。
『ベランダをキレイにしたいけど、時間も手間もかけたくない!』という方、ぜひ依頼を検討してみてはいかがでしょう?
ベランダ掃除は面倒でなかなか手をつけづらいイメージもありますが、どんな道具をそろえて、どんな手順で進めればよいかわかると、意外に簡単な印象を受けるのではないでしょうか。
『掃除は面倒だけど、汚れっぱなしも嫌だなぁ』というあなた。本記事を参考に、ぜひ一度、ベランダ掃除に取り組んでみてください。
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