引っ越しをするときに粗大ごみの出し方について悩んでいませんか?
「引っ越しを考えているけど粗大ごみってどうやって処分すればいいのだろう?」
「タンスを処分したいけど粗大ごみの出し方がわからない」
「そもそも粗大ごみって?」
粗大ごみの処理って困りますよね?
「大きい」「重い」「出し方がわからない」
処分する機会もないため出し方がわからない方も多いのではないでしょうか。粗大ごみを一人で出すのは重くて一苦労です。
しかし引っ越し時には新居に合わせて家具を買い替えるなど粗大ごみが発生するケースもありますよね。
そこで当記事では
・粗大ごみとは
・引っ越しでの粗大ごみの出し方【処理の方法】
について解説していきます。
※当記事は自治体のホームページ等を参考に作成しました。
そもそも粗大ごみとはどんなゴミなのでしょうか。
粗大ごみとは「日常生活で出た大型ごみ」のことで一辺が30cm以上の家具寝具などが当てはまります。
注意点としては粗大ごみを解体して小さくなったものでも粗大ごみです。例として新宿区では解体後も粗大ごみとして処理することを推奨しています。
粗大ごみにはどんな出し方があるのでしょうか?
おすすめの方法6つをまとめました。
・粗大ごみとして出す
・不用品回収業者を利用する
・引っ越し業者を利用する
・ネットで販売する
・リサイクルショップを利用する
・友人にあげる
順番に紹介していきます。
粗大ごみとして自治体で出すことができます。
自治体では粗大ごみに指定されていればすべて処理可能です。粗大ごみの種類については大きさなどで細かく分けられているので自分が出す粗大ごみについて確認が必要になります。
メリットとして比較的安い値段で処分することができます。
1.電話、インターネットで申し込み
2.粗大ごみ処理券を購入する
1.電話、インターネットで申し込み
電話、インターネットで申し込むと粗大ごみを出すことができます。
自治体の粗大ごみ受付センターに電話をして確認しましょう。粗大ごみ受付センターの電話受付時間は決まっているのであらかじめ確認してからかけてください。(例 新宿区 月曜日~土曜日 8時~19時)
自治体によってはインターネットからの申し込みを受け付けていることもあります。電話が込み合っている場合や電話が苦手な方はインターネット申し込みを利用しましょう。
2.粗大ごみ処理券を購入する
粗大ごみ処理券を購入して指定の日時、場所に粗大ごみを出すことで処理可能です。
粗大ごみ処理券はコンビニなどで「有料粗大ごみ処理券及び有料ごみ処理券取扱所」の標識のあるお店や自治体の受付等で購入することができます。
粗大ごみ処理券を申し込んだ日時、場所に粗大ごみを出します。粗大ごみを出す場所は燃えるごみなど家庭ごみの指定場所ではありません。戸建てなら家の前、マンションなどは建物で決められた場所に出します。※通行など近隣の迷惑に十分注意して出してください。
〇費用
粗大ごみの種類によって細かく指定されています。
目安として新宿区の処理価格を2例紹介。
種類 値段
シングルベット(ベットマット除く) 1200円
タンス等(最長辺と2番目に長い辺の合計が360cm超) 2800円
〇粗大ごみとして出せないもの
不要になった家庭用品の中には粗大ごみとして出せないものもあります。
家電4品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)やパソコンは粗大ごみとして出すことができません。
家電リサイクル法や資源有効利用促進法によりリサイクルがマストです。
その他の自転車、オートバイ、タイヤ、ピアノ、耐火金庫などは自治体で処理することができないこともあります。回収業者に相談するなど別の処分方法をとりましょう。
〇デメリット
•粗大ごみの予約には時間がかかることも
引っ越し日に間に合わないなんてことにもなるかもしれません。引っ越す日にちが決まったらなるべく早めに予約しましょう。
•粗大ごみの搬出は自分で行わないといけないことも
例として別府市は搬出作業を行なっていません。新宿区は搬出が難しい65歳以上の高齢者や障がいのある方など状況によって搬出作業を行っています。
不用品回収業者を利用すると粗大ごみを出すことができます。
粗大ごみでは処分できないものも持って行ってくれます。処分できない場合は1度不用品回収業者に相談してみましょう。
不用品回収業者は時間に融通が利くことが多いです。日時の変更など連絡すれば対応してくれることも。急いで処分したいという場合にも有効です。引っ越し当日どうしても粗大ごみで出したいものがある場合にも相談してみましょう。
しかし場合によっては割高になることもあります。料金の確認など申し込み時に確認を取りましょう。
※不用品回収業者の中には国に無許可で営業している業者もあります。無許可営業の業者は不法投棄などを行う可能性があるため注意が必要です。
利用する不用品回収業者が一般廃棄物収集運搬業許可をもらっているかホームページで確認しましょう。一般廃棄物収集運搬業許可は違法業者を見分ける指標の1つになります。
引っ越し業者の利用で粗大ごみを引き取ってくれることがあります。
粗大ごみを引っ越し当日に引き取ってもらえるのでとても便利ですね。
しかしものによっては引き取ってくれないこともあります。利用する引っ越し業者が引き取ってくれるものをあらかじめ確認しておくことが大切です。
例:サカイ引越センターで引き取ってくれるもの
・エアコン
・テレビ
・冷蔵庫
・洗濯機
・衣類乾燥機
ソファーやタンスなどは引き取り不可。
粗大ごみにしようとしているものをネットで販売しましょう。
ネットで販売すればお金になり捨てるよりもお得です。意外なものが売れる可能性もあります。出品に手間はかかりますが試してみてください。
デメリットはネットで販売すると売れるかわからないことです。引っ越しまでに売れなければ処分することができません。
※ネットで販売する際にはトラブルに注意が必要です。写真と違うなどクレームを付けられる場合やお金が支払われないなどのトラブルが起きる可能性があります。
粗大ごみをリサイクルショップに持っていくことで買い取ってくれます。
粗大ごみがお金になるのでお得です。意外なものに値段が付く場合があるので積極的に利用しましょう。
リサイクルショップによっては査定に出向いてくれる出張査定サービスがある場合もあります。大きなものを査定してほしいときにはうれしいサービスですね。
しかし粗大ごみによっては買い取ってくれないケースもあります。買い取ってくれないときは別の方法で処分しましょう。
友人にあげることで粗大ごみを処分できます。
粗大ごみにしようとしているものの中にはあなたの友人がほしいと思うものがあるかもしれません。ほしい人がいないかSNSで呼びかけてみましょう。
粗大ごみとして出してしまうとお金がかかります。人にあげればお金がかからずお得ですね。
いらなくなったものを人に譲るサイトなどもあります。登録して使ってみましょう。
ここまで引っ越し時の粗大ごみの出し方についてお話してきました。粗大ごみの出し方にはいくつか方法があります。今回紹介した方法をもとに適切な処理ができるように検討してみてください。
株式会社スリーエスでは、廃棄物収集運搬業を主体にビルメンテナンス、産業廃棄物中間処理、リサイクルなど「環境」をキーワードに事業展開し、地域環境と地域福祉に配慮し快適な空間作りや地域社会への貢献を目指しております。
関心やご相談のある方はぜひ弊社へお気軽にお問合せください。
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