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【いつか石油が枯渇するの?】石油が枯渇するまで残り50年!?のウソとホントをご紹介します

石油が枯渇するまで残り50年!?のウソとホントをご紹介します

石油が枯渇するまで○○年!という言葉を聞いたことがある方は、多いのではないでしょうか。第一次オイルショックの1973年以降、世界の石油寿命は30年~50年といわれ続けてきました。2000年代に入ってからも、石油寿命は50年ほどといわれていますが、この間も石油は世界中で消費され続けています。なぜ石油寿命は短くならないのでしょう?

オイルショック以降、石油の原料である『原油』の採掘技術、油田の探査技術は向上を続けてきました。そのため、石油は消費され続けているにもかかわらず、石油寿命は維持もしくは延び続けているのです。

【いつか石油が枯渇するの?】石油の取引量を表す『バレル』ってどれくらい?

石油の取引量を表す『バレル』ってどれくらい?

 石油が世界中でどのように採掘され使用されているのかを理解するためには、まず石油の量を表す単位について知る必要があります。

はじめに『バレル』という単位を紹介します。「石油1バレルあたりの取引価格は○○円」というニュースを耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。1バレルは約160リットルですが、160リットルという量も少しピンとこないかもしれません。仮に1バレルの石油をドラム缶に入れると、およそ8割の容量が満たされます(ドラム缶の容積は約200リットル)。少しイメージしやすくなったでしょうか。バレルは、石油を取り扱う際の基本となる単位なので、ぜひ知っておいて下さい。
また、バレルと同様に石油取引で使われる単位に『ガロン』があります。1ガロンは約3.8リットル、1バレルはおよそ42ガロンです。ガロンと比べると登場する機会は少ないですが、まれに石油関連のニュースなどに登場するので、ぜひ知っておいて下さい。

 石油の消費量、取引量は大きな数字で表されるので、なかなかイメージしづらいです。そのような場合は、バレルとガロンの数値を参考にしてみてください。

【いつか石油が枯渇するの?】石油は世界で一日あたりどれくらい使用されているか

石油は世界で一日あたりどれくらい使用されているか

 あなたは、全世界で一日あたりどれくらいの石油が消費されているか知っていますか?その量はなんと9,819万ガロン。リットルに換算すると約3億7000万リットルにもなります。ドラム缶で表すと約200万本です。想像するのも難しい量の石油が、毎日世界中で消費されています。
 大量の石油がどんな用途に利用されているかというと、約65%が『輸送用』です。具体的には、車のガソリン、飛行機のジェット燃料などに使われています。つまり『人やモノの輸送』に大量の石油が使われているということです。
 輸送用に次いで多いのが『石油化学製品の原料用』です。割合は約11%と多くありませんが、量として見ると約3700万リットルが毎日世界中で消費されている計算になります。ペットボトルやストローなどは、私たちにとって身近な石油化学製品です。便利で身近なものですが、石油という有限の資源を使ってつくられていることを忘れてはいけません。

輸送用、石油化学製品用にかかわらず、石油消費量は世界の経済成長とともに増加し続けています。今後、世界の石油需要はどこまで膨らむのでしょうか。

【いつか石油が枯渇するの?】石油はどうして枯渇しないのか

石油はどうして枯渇しないのか

 1973年に起きた石油ショック以降、石油寿命はあと30年、40年だと言われ続けています。しかし、産業革命以降、世界の石油需要は増加し続けているにもかかわらず、石油は枯渇していません。なぜ石油は枯渇しないのでしょうか?理由は大きく2つあります。

 1つ目は、1973年当時まだ見つかっていなかった油田が発見されているため。石油は世界中で消費され続けていますが『消費される量以上に新しく原油が発見される』ため、石油寿命は短くならないのです。
 2つ目は、原油の採掘技術が向上したため。原油は地中から掘り出されるため、岩盤が固い、深度が深すぎる、といった理由で採掘できない原油もありました。しかし、石油ショック以降の採掘技術向上により、採掘が難しい場所にある原油も掘り出すことができるようになったのです。

 以上2つの理由から、原油確認埋蔵量(※1)と可採年数(※2)は増加しつづけ、石油ショック以降も枯渇することなく、石油を使うことができています。

※1 原油確認埋蔵量:原油がどれくらい地中に埋まっているかを調査した量
※2 現在の採掘スピードで原油を掘り続けた場合に、原油を採ることができる年数

【いつか石油が枯渇するの?】石油が枯渇したら日本はどうなる?

石油が枯渇したら日本はどうなる?

 新しい油田が発見され、原油の採掘技術が向上しているからといって安心はできません。今日も世界中で石油は消費されていて、使った分は間違いなく無くなっています。
 世界で石油に頼った生活をしている国は多く、日本も例外ではありません。日本で利用されているエネルギーの約40%は石油に依存しています。石油の用途は、自動車ガソリンや火力発電の燃料です。私たちは、生活するために必要な移動手段と電力生産において、石油に大きく頼った生活をしています。このような状況で石油が枯渇した場合、日本はどうなってしまうでしょうか。
まず、自動車が走行不能になるため物流がストップします。すると、日々の生活に必要な食料、日用品の流通がとまり、生活が不便になるでしょう。さらに、電気が生産できなくなると、様々な物資が生産されなくなります。電気を使って製品を製造する工場の機能がストップするため、トイレットペーパーや洗剤など、私たちの生活に必要不可欠な物資が手に入らなくなります。

 少し考えてみただけでも、石油枯渇による私たちの生活がかなり不便になることがご理解いただけるでしょうか。石油の供給は、私たちの快適な生活を成り立たせる為に不可欠なものなのです。

【いつか石油が枯渇するの?】石油は本当に枯渇するのか?

石油は本当に枯渇するのか?

現在、私たちの生活に深く関わっている石油ですが、この先どのくらいの寿命があるのでしょうか。2018年現在、石油寿命は約50年と考えられています。石油の多くは、自動車ガソリンや火力発電の燃料として利用されていることを紹介しましたが、実は今後、石油需要は減少していくと言われています。それに伴い、石油寿命はさらに延びるでしょう。

なぜ石油需要が減少すると考えられているかというと、世界の主要エネルギーが石油から天然ガスに切り替わると予想されるからです。天然ガスは二酸化炭素排出量が石油の約70%で、普及すれば温室効果ガスの発生を抑制できます。

これまでは、新しい油田の発見と採掘技術の向上によって石油寿命が延びてきました。しかし今後は、地球温暖化防止を背景に二酸化炭素排出量の多い石油エネルギーの需要減が見込まれます。皮肉にも、需要減少によって石油寿命が延びるのです。

移動用ガソリンから化学製品原料まで、石油の用途は幅広いものです。しかし、地球温暖化防止の観点から、石油は他の手段で徐々に置き換えられていくと考えられます。したがって、石油が完全に枯渇することはないでしょう。

石油の枯渇問題を理解しよう!

 私たちの生活に深く関わっている石油ですが、使用に伴って大量の二酸化炭素を排出します。地球温暖化防止の観点から、温室効果ガスである二酸化炭素の排出源となる石油利用は、可能な限り他の手段で置き換えられていくでしょう。
 1973年の石油ショック以降『石油の枯渇まであと○年』という考え方が広まりました。しかし、実際に枯渇するまで石油が使用されると、地球温暖化により石油枯渇よりも大きな問題が起こり得ます。石油は便利なものですが、使用により少しずつ地球温暖化が進行していることを忘れないようにしたいものです。

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記事の監修: 産廃のはてな編集部
「産業廃棄物に関する知識をもっと身近に!」をモットーに、産廃関連の疑問点や不明点を解決する情報メディア「産廃のはてな」でライターとして活動。3年以上におよぶブログ運営の情報を発信しています。