部屋が「クサい…」消臭しているけど「部屋がクサい…」と悩んでいませんか?
部屋が臭う原因は様々です。
原因にあわせた消臭対策しなければ、ニオイを取り除けません
そこで今回は、部屋が臭い原因や、部屋を消臭する方法についてご紹介します。
部屋のニオイが発生する場所は大きく分けて3箇所あります。
リビングは人が最も出入りする場所で、いろいろなニオイが混ざりやすい場所です。
リビングでは「布製品がニオイを吸収して吐き出している」ため、いろいろなニオイがします。
布製品自体の消臭と、吐き出されたニオイの消臭、2つの消臭対策しましょう。
玄関がニオイの原因は、靴箱です。
靴箱の中は、靴から放出された湿気がたまりやすく、カビの発生などでニオイが出やすい場所です。
靴箱の中を中心に、消臭対策しましょう。
水回りは雑菌が繁殖しやすく、腐敗臭が発生しやすい環境です。
雑菌は、適度な湿気と温度を好んで繁殖し、その過程で腐敗臭が発生します。
雑菌が繁殖しにくい環境をつくり、ニオイの発生を防止しましょう。
リビングで発生するニオイの多くは、食べこぼしや人の皮脂などが原因です。
食べこぼしや皮脂は、雑菌の繁殖場所になりやすく、酸化してニオイの原因物質を発生させます。
ニオイの原因物質は、「酸性」で「空気中に舞いやすい」「水に溶けやすい」という3つの特徴があります。
水に濡らしたタオルを固く絞り、リビングで振り回すと驚くほどニオイが取れます。
空気中にまったニオイの原因物質を、タオルと水分がかき集めてくれるというわけです。
重曹はアルカリ性の粉で、ニオイの原因物質を吸着する働きがあります。
ニオイの原因物質は、多くが酸性物質であることを紹介しました。
重曹が持つアルカリ性とニオイの原因物質の酸性が接触すると、中和反応が起こってニオイが消えるというわけです。
重曹は100円ショップや薬局で簡単に手に入るので、小瓶などにつめてお部屋の消臭剤としてお試し下さい。
リビングで一番ニオイの元になりやすいのが、カーテンとソファです。
布が吸収したニオイは、室温の変化などをきっかけにして空気中に再び巻き散らかされます。
そうなる前に、消臭と洗濯を徹底してニオイの元を洗い流してしまいましょう。
玄関のニオイの元は、もとを辿ると靴です。靴を十分に乾燥させないまま下駄箱にしまった結果、下駄箱の中で湿気が充満し、雑菌が繁殖してしまうのです。
乾燥剤は、靴箱に充満してしまった湿気を取り除くために使います。
乾燥剤は、湿気を取り除ければなんでもOKです。
ただし、靴箱の中の湿気を取り除くためには十分な量の乾燥剤が必要です。衣類用の除湿剤と同程度の乾燥が可能な量の乾燥剤を用意しましょう。
すでに下駄箱に充満してしまった匂いは、脱臭炭を使用して取り除きます。補足ですが、靴が保存用の箱に入ったまま、下駄箱が散らかっている、という状態だと、十分な脱臭ができません。靴は入れ物から取り出し、並べた状態で脱臭しましょう。
十分に乾燥した状態でないと、脱臭してもニオイが取れない、すぐ元のニオイに戻るといったことになりかねません。
大切なのは、雑菌が繁殖しやすいジメジメとした湿気を先にしっかり取り除くことです。順番を意識して、消臭対策を進めていきましょう。
水回りのニオイは、水気のあるものを放置した結果、雑菌が繁殖したために発生します。
そのため、雑菌の栄養源になりやすい生ゴミや食べかすなど、水気の多いものをできるだけ早く廃棄することが消臭のポイントになります。
食べかすが詰まったシンクの排水口、湿気が充満したお風呂場などは、特にニオイが発生しやすい環境です。
場所を問わず、排水口は常にキレイに、スムーズな排水が行われる状態を保ちましょう。
また、トイレやお風呂場など湿気が充満しやすい場所はこまめに換気すると、ニオイは発生しにくくなります。
水回りに発生する白い汚れをよく見かけると思います。
汚れの正体は「石灰汚れ」なのですが、石灰汚れは雑菌の繁殖場所になりやすいので、こまめな掃除をオススメします。
石灰は酸に溶けやすい性質がありますので、酸性洗剤を使って定期的な掃除を心がけていきましょう。
なお、酸性洗剤を使う際は、換気を徹底して安全に配慮するよう気をつけていただければと思います。
室内で喫煙される場合、タバコのニオイは壁や布に吸収されて溜まっていきます。
いくら喫煙者といえども、家に帰ってきた時のタバコ独特のニオイ、無くなるなら消えて欲しいですよね。
タバコのニオイは、タバコの煙に含まれる成分が壁や布製品に吸着され、発生源となっています。
タバコのニオイは、元が煙に含まれる成分なのでどんなところからでも発生します。
壁紙や天井などを定期的に拭き取り掃除してみると、いわゆる「ヤニ」の溜まり具合に驚かれると思います。
ヤニを取り除くには、「重曹スプレー」がオススメです。
重曹を水に溶かしたスプレーをつくり、ヤニ汚れがひどい部分に吹き付け、拭き取ると、簡単に掃除と消臭ができます。
ただし、この方法が有効なのは、壁や天井など手の届く場所に対してのみです。
自分でヤニ掃除しても、どうしてもまだニオイが気になる。
そんな時はお部屋掃除のプロへ、ご依頼を検討してみましょう。
プロは、なかなか掃除の手が届かない場所でも、キレイする方法を知っています。
必要に応じて、プロへお掃除依頼してみてはいかがですか?
今回は、部屋が臭い原因や、部屋を消臭する方法についてご紹介しました。
ニオイの発生源になりやすい3つのポイントについて、ご理解いただけましたか?
ご紹介したポイントに沿って、原因に合わせた消臭対策すれば、うまくお部屋を消臭できるはずです。
家の中に充満するニオイは、様々なものがありますが、元を辿れば3つのポイントに必ず行き着きます。
この記事で紹介したニオイの原因を知り、それぞれ原因に合わせた消臭対策をぜひ試していただければと思います。
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