平成5年住宅統計調査(※1)によると、全国の住宅のうち約8割には庭があることがわかります。
また、統計局の調査(※2)によると、高齢者の趣味や娯楽で最も人気が高いのは「園芸・庭いじり・ガーデニング」となっており、約40%の高齢者が日常的にガーデニングなどを楽しんでいます。
園芸用品の支出額は高齢者ほど高くなっており、65歳以上の年間支出額は12,000円を超えています。
ガーデニングという言葉は、1997年の新語・流行語大賞に選ばれ、それまで植物を栽培することを指した「園芸」から「庭づくり」を指すガーデニングがブームになりました。
ガーデニングやガーデンパーティーなどでは、ガーデンテーブルやガーデンチェアが活躍します。
ガーデンテーブルは、屋外に出しっぱなしにすることが多く時間と共に汚れや劣化が進みます。
ガーデンテーブルは大きいものが多いため、簡単に処分することは難しいものです。
不要になったガーデンテーブルは、どのように処分したらいいのでしょうか?
処分には様々な方法があり、手間や金額、状況に応じて処分方法を決めることがオススメです。
そこで今回は、ガーデンテーブルの種類や、ガーデンテーブルを処分する方法についてご紹介します。
【参考】(※1)平成5年住宅統計調査 日本の住宅
【参考】(※2)総務省統計局「明日への統計2018」
ガーデンテーブルやガーデンチェアなど、庭園用の家具はガーデンファニチャーと呼ばれます。
ガーデンファニチャーは、お庭やベランダでゆったり過ごすために大切なアイテムで、種類によって庭やベランダの印象が大きく変わります。
ガーデンテーブルには様々な素材やデザインのものがあり、用途によって選ぶのがいいでしょう。
どのような種類があるのかを見ていきます。
自然の中に置いても馴染むのが木製テーブルの特徴です。
屋外に置いておくこともあり、水に強いチーク材やアカシア材は長く使用できます。
耐久性のために丈夫な木材が使用され、動かすことも多いため軽量のものが多いことも特徴です。
安価なものから高級なものまで様々な種類のものがあります。
鉄やアルミなど様々なタイプのものがあることが金属製テーブルの特徴です。
金属製テーブルは耐久性や衝撃に強く、様々なデザインを楽しむこともできます。
アンティーク調やクラシカルなものもあり、オシャレなものが数多く販売されています。
金属製テーブルを選ぶ際には、腐食処理がされているものを選ぶのがいいでしょう。
比較的リーズナブルなものが多く、簡単に水洗いができるためお手入れが簡単なことが特徴です。
重さが軽いものが多く、持ち運びも楽で比較的安価に購入できます。
様々な色のものがあるため、お庭のアクセントとして選ぶことも可能です。
ラタンはヤシ科の植物で、日本では「籐(とう)」と呼ばれます。
ラタン調のテーブルやイスは、プラスチックやスチール、ポリエチレンで再現した人工繊維を使用したものが多く、メンテナンスが楽なことが特徴です。
ガラス製は明るい雰囲気で爽やか印象のものが多く、陶器製はレトロな雰囲気や高級なものまで様々な種類があることが特徴です。
どちらも割れにくいように丈夫に作られており、そのため重さが重い点も特徴になっています。
ガーデンチェアにはテーブルの素材に合わせた様々な素材のものがあります。
また、折りたたみができるタイプやリクライニングできるタイプなど、豊富な種類があることも特徴です。
木製やプラスチック製では、テーブルとイスが一体になったタイプのものもあります。
不要になったガーデンテーブルは、どのように処分できるのでしょうか?
ガーデンテーブルを処分する5つの方法をご紹介します。
ガーデンテーブルはサイズが大きいものが多く、ゴミとして処分する場合には自治体の粗大ゴミとして処分することになります。
粗大ゴミの処分費用や処分方法は自治体によって大きく異なります。
テーブルの処分費用は、自治体によって異なりますが、500円程度から1,000円程度の自治体が多いようです。
また、ゴミ処理場へ直接持ち込むことで安価に処分できる場合もあります。
収集方法は、自宅の前まで収集に来てくれる自治体や指定の場所まで持ち込む必要がある自治体など様々なため、お住いの自治体のホームページや冊子で確認をするといいでしょう。
【参考】自治体による粗大ゴミ手数料(名古屋市の粗大ごみ手数料)
ゴミ袋に入る大きさのものは一般ゴミとして処分できる場合があります。
木製テーブルの場合には、ノコギリなどで解体することで一般ゴミとして処分できます。
プラスチック製のテーブルやイスで組み立て式になっているものは、分解することで一般ゴミとして処分できる場合もあります。
一般ゴミは粗大ゴミと比較すると安価で処分できる点が特徴で、粗大ゴミのように事前に費用を払ったり電話で処分の予約をしたりする必要もなく手軽な処分方法と言えます。
不用品回収業者に処分を依頼
不用品回収業者は家庭で不要になった粗大ゴミや一般ゴミを回収してくれるサービスです。
ガーデンテーブルの他にも処分したいものがある場合にも、まとめて処分を依頼できることが利点になります。
粗大ゴミや一般ゴミなどの自治体サービスと比較すると費用が高額となる場合が多いため、複数の会社から見積もりを取るようにして事前に費用を確認してから処分を依頼するようにするといいでしょう。
買取店に依頼する
ガーデンテーブルにも様々な種類のものがあり、キャンプやアウトドアで使う持ち運びができるタイプは中古品の需要も高く買取店に依頼すると思わぬ値段が付く場合もあります。
一方で、一般的なガーデンテーブルやガーデンチェアは屋外で使用するため、劣化などが激しいことが多く、値段が付きにくい場合が多いようです。
ガーデンテーブルの処分では、SNSやインターネットを利用して欲しがっている方に譲る方法もあります。
テーブルやイスは大きいため、配送をすると送料だけでも馬鹿になりません。
近隣で欲しがっている方に取りに来てもらったり、持っていってあげたりすれば配送方法も不要で環境にも優しく処分できます。
ガーデンテーブルは様々な方法で処分できますが、処分方法によって注意点があります。
自治体によるゴミ処分の不便な点は、日時や排出場所が決められている点です。
スグに処分がしたい場合など、柔軟な対応は難しいため急ぐ場合には他の処分方法を選択しなくてはいけない場合もあります。
自治体でのゴミ処分と比較すると高額な不用品回収業者ですが、収集から処分まで全て業者が対応してくれるため手間が少ないことが特徴です。
一方で、不用品回収業者の利用で料金のトラブルが発生する場合もあります。
事前に聞いていた金額と違うなどのトラブルにならないよう、あらかじめ複数の業者に見積もりを依頼して、信頼ができる業者を選択するといいでしょう。
将来的にガーデンテーブルを売ろうと思う場合には、使用する際に丁寧に使用するのがいいでしょう。
また、名前のあるメーカー品でないと値段はつきにくく、傷や汚れがひどい場合にはしっかりと清掃してから査定を依頼するといいでしょう。
ガーデンテーブルは屋外で使用するため、雨風にも耐えられる構造になっていることがほとんどです。
そのため、ある程度の重さのものが多く処分の際にはどのように持ち運ぶかも考える必要があります。
ガーデンテーブルは重いものが多く、捨てるのも大変です。
まだ使えそうな場合には、少しでもお金になれば嬉しいですよね。
ガーデンテーブルやガーデンチェアは屋外に置いている場合が多く、不要になった頃には痛みや劣化がある可能性が高く、高い値段での販売や下取りは難しい場合がほとんどです。
また、しっかりとしたメーカー品やブランド品じゃないと値段が付かない場合もあります。
ガーデンテーブルは重くて大きいものが多いため、オークションやフリマアプリに出品する場合には、配送料金も考慮した値段付けが必要になります。
一方で、キャンプやアウトドアで使うような折りたたみタイプのものは需要が高く、コンパクトに折り畳める物も多いため比較的いい値段で売れる可能性もあります。
→ガーデンテーブルは木製やプラスチック製、金属製など様々な素材からできています。処分をする場合には、それぞれの素材に合わせて適切な処分方法を選択しなくてはいけません。
→木製のものであれば、解体することで一般ごみとして処分可能な場合があります。
→購入店舗に相談すれば引取してもらえる場合もあります。
→できる限りキレイにしてから査定をしてもらうのがいいでしょう。
→売れる場合もありますが、送料が高い場合が多いので注意が必要です。
今回は、ガーデンテーブルの種類や、ガーデンテーブルを処分する方法についてご紹介しましたす。
ガーデンテーブルやガーデンチェアは、屋外で使用することを想定して作られているため頑丈なつくりになっており長期間使える場合がほとんどです。
そのため、まだ使える状態のものは誰かにあげたり、販売したり、誰かに譲るという方法もあります。
一方で、破損や劣化で使えないものは適切な処分方法で処分をするといいでしょう。
ここまでの内容を参考に、自分にぴったりな処分方法を選択してください。
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